就労移行支援事業所の「見学」や「資料請求」をすると、しつこい勧誘が来るって本当?
どう対処すればいい?
一部の施設では、電話やメールがあるみたいだね‥。
「しつこい勧誘をする理由」や「勧誘されたときの断り方」を紹介するね。
就労移行支援事業所では、見学中や見学後、資料請求をした後などに「利用してみない?」と勧誘されることもあります。
一部の施設では、少ししつこい勧誘も行われているようです。
当記事では‥
- しつこい勧誘がある理由
- 勧誘の上手な断り方
- 勧誘を避けるために
- 苦情相談窓口
を紹介します。
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見学や資料請求をしたいと思ってたけど、しつこい勧誘は嫌だな‥。
何度も連絡が来てうざい‥
しんどいから、どうにかしたい。
という方向けに解説していきます。
資料請求や見学に不安を感じている方も、現在しつこい勧誘に悩まされている方も、ぜひご覧ください。
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一部で勧誘がしつこい理由
何で勧誘がしつこいの?
一部の就労移行支援事業所で、しつこい勧誘があるのは「利用者を確保するほど施設にお金が入るから」です。
就労移行支援には、利用者の通所人数に応じて、行政からお金が入るからくりがあります。
人件費、光熱費、PCのリース代、家賃・地代‥など、障害福祉サービスでも、運営するにはお金がどうしても必要なのです。
働いてない利用者から、高い利用料はもらえないので、行政から給付金をもらえる仕組みがあるよ。
特に利用者確保に苦戦しているところは、どうしても勧誘に必死になっちゃうんだよね‥。
福祉でもどうしてもお金がからむんだね。
施設の経営が破綻しても、それはそれで今いる利用者に迷惑掛かるし‥。
この仕組み自体がおかしいわけではありません。
↓詳しいお金のからくりはこちら
金儲けのからくりと闇
就労移行支援は2年の期限がある分、A型事業所やB型事業所に比べて利用者が辞めるサイクルが早いのも理由です。
卒業する人が多いと、その分、新しい利用者を素早く獲得しなければなりません。
就労移行支援は、特に利用者募集に力を入れて、行政から運営費をもらう必要があるよ。
就労継続支援のような事業収入がないからね。
リセットや再利用条件も
平均&最短利用期間は?
勧誘自体は悪いことじゃない
運営を続けるには、利用者を確保し続けなければなりません。
金儲けが目的でなくても、施設は利用者募集を一生懸命行う必要があるのです。
その結果、一部の就労移行支援事業所では、しつこい勧誘が行われることもあります。
勧誘すること自体が悪質なわけじゃないから、誤解しないでね。
施設の経営のために必要なんだね。
やりすぎは良くないけど‥。
行政からの給付金があるからこそ、ほぼ無料で支援を受けられるということも忘れないでください。
しつこい勧誘は一部の施設だけ
しつこい勧誘を行っているのは、一部の就労移行支援事業所だけです。
「就労移行支援の見学・資料請求をする=しつこい勧誘がある」ではありません。
勧誘がない施設もあります。
施設を利用するかどうかは、最終的に本人の意思が尊重されるよ。
しつこい勧誘があっても毅然とした態度を取れば問題なく断れます。
僕の通ってた所は就B.以降支援両方ありましたが基本的には勧誘は無く自分の判断でしたよ。
引用元:Yahoo知恵袋
勧誘がしつこい・うざいときの断り方【心構え】
しつこい勧誘を断るための「4つの心構え」を紹介します。
障害特性によっては、なかなか難しいところもあるかもしれませんが、できたら意識してみてください。
「これから見学や資料請求する人」も「今しつこい勧誘を受けている人」も、以下をチェックしておこう。
就労移行支援
1.断る決意を固める
断る前に、自分の中で「通う」「通わない」をはっきりさせておきましょう。
迷いながら連絡しても、「では一度、見学してみましょうか」「体験してみましょうか」といったように、どんどん話を進められてしまいます。
迷っているくらいなら見学や体験してみてもいいけどね‥。
行ってみて実感するものもあるだろうし。
2.断ることは悪いことではない
何かを断ることに罪悪感を覚えてしまう方もいると思います。
ですが、断ることは悪いことではありません。
なぜなら「就労移行支援を利用するか」「どの就労移行支援事業所にするか」決める権利は、あなたが持っているからです。
相手のことを考えるやさしい気持ちは大事にすべきだけど、断るべき時に断らないと、自分が損しちゃうよ。
3.はっきり断る
あいまいな態度を取らずに、はっきり伝えましょう。
遠回しな表現は避けたほうがいいよ。
OKかNGか、いずれの意味にも取れる言葉も、あまり使わないほうがいいでしょう。
OKにもNGにも取れる言葉
・結構です
・大丈夫です
・もういいです
「やめておきます」のほうが、意思がハッキリ伝わります。
また、「今回はやめておきます」「とりあえず、やめておきます」といった表現も、あまりおすすめしません。
しばらく時間をおいて、連絡が来る可能性もあるからです。
4.最悪、途中で電話を切ってもいい
あまりにしつこくて、相手の話が長く続きそうなら「利用はしません。失礼します。」と言って、電話を切っても構いません。
向こうの都合でかかってきた電話なら、切ってもマナー違反にはならないよ。
しつこい勧誘の場合、向こうから電話を切ることはほとんどありません。
受け答えするのも、なかなか疲れると思うので、しんどくなったら一言だけ述べて電話を切りましょう。
就労移行支援
勧誘がしつこい・うざいときの断り方【行動】
断り方のコツを教えて!
「電話」「メール」「対面」それぞれの断り方を紹介します。
自身でうまく断れない場合は、家族や支援者などに協力してもらいましょう。
電話での断り方
何度も電話が来て、しつこい場合は「通う気はないので、もう電話しないでください」とはっきり伝えましょう。
特に理由を考える必要はありません。
「利用しません」の一言で十分です。
うまく断れない‥
断っているつもりだけど、まだ連絡が来る‥
という場合は、こちらから「もう電話しないよう」連絡を入れるのもありです。
連絡は電話でも構いませんが、電話が苦手な方はメールのほうがおすすめです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
電話 | ・すぐ電話をやめてもらえる ・手っ取り早い | ・うまく断れない可能性がある |
メール | ・断りやすい ・文章をじっくり考えられる | ・返事は遅くなる |
特に大手の場合は、営業する人と問い合わせを受け付ける人は違う場合が多いので、丁重に対応してくれるはずです。
メールの文面は後で紹介する例を参考にしてください。
着信拒否を設定する
連絡するのもおっくうな場合は、着信拒否の設定をしましょう。
スマホも固定電話も多くの場合「通話履歴」から、番号を選択して設定できます。
ただの営業だから、着信拒否に罪悪感を抱く必要はないよ。
着信拒否ができない場合は、キャリア(au、ドコモ、ソフトバンクなど)が提供している迷惑電話防止サービスを利用するのも手です。
メールでの断り方
メールで勧誘される場合は、どうしたらいい?
しつこい勧誘メールを断りたいときは、下に「配信停止」のリンクがあれば、タップ/クリックして配信停止の手続きを済ませましょう。
リンクがない場合は、迷惑メールフォルダに振り分けるか、こちらから連絡してメールを拒否しましょう。
こちらから送るメールの例文
ビジネスメールではないので、必要以上にかしこまる必要はありませんが、丁寧な言葉遣いは心掛けましょう。
理由は、無理に書かなくても大丈夫です。
メール例【資料請求した場合】
(事業所名) ご担当者様
先日、資料請求をした田中太郎です。
資料をお送りいただきありがとうございます。
よく検討いたしましたが、施設利用はお断りさせていただきます。
以後、勧誘や営業のメール/電話はご遠慮ください。
よろしくお願いいたします。
田中太郎
見学の場合は、2~4行目を以下のように変えましょう。
メール例【見学した場合】
先日、施設を見学させていただいた田中太郎です。
その節はありがとうございました。
見学後によく検討いたしましたが、施設利用はお断りさせていただきます。
上記のように「連絡拒否」をハッキリ示せば、しつこい勧誘ともおさらばできます。
電話が苦手でも、メールなら割と断りやすいよね。
メールは休日や夜に送っても大丈夫?
メールは電話とは違うので、そこまで神経質になる必要はありません。
営業時間内に送るのが無難ですが、夜9時ごろまでに送れば、相手から特別嫌な印象を抱かれることはないでしょう。
断るなら、今後付き合いもないし、望まない勧誘を受けているのなら、そこまで気をつかう必要もないだろうけどね‥。
対面での断り方
対面は一番断りづらいかも‥
「通わない」と決めたら、はっきり「やめておきます」と伝えましょう。
見学や体験時にはっきり伝えておくと、その後、勧誘の連絡はされにくくなります。
うまく伝えられる自信ないな‥
難しい場合は「検討します」といって、とりあえずその場を離れましょう。
後日、勧誘の電話やメールがしつこく来た場合は、先ほどのように、こちらから断りの連絡を入れて対処しましょう。
就労移行支援
就労移行支援でしつこい勧誘にあわないために
「しつこい勧誘」を予防・撃退するためのコツを紹介します。
口コミ/評判のチェック
しつこい勧誘をする施設は、他の人にもしつこい勧誘をしている可能性が高いです。
「嫌だな、うざいな・・」など思った誰かが、口コミを書き込んでいる場合があるので、事業所名でネット検索するなどしてみてください。
見学に同行してもらう
見学時の勧誘が心配な方は、家族や相談員などの支援者に同行してもらいましょう。
一人では断りづらい場合でも、同行者が間に入ってくれたり、「断りたい(または利用したい)」気持ちを代弁してくれたりします。
資料請求時に先手を打っておく
パソコンで資料請求する場合、希望欄に文章を入力できることがあります。
希望欄に「勧誘/営業の連絡はご遠慮ください」などと書くと勧誘を事前に防げます。
相談しよう!苦情受付窓口
悪徳セールスほどのひどい勧誘はないでしょうが、相談窓口も一応紹介しておきます。
一人で相談するのが難しい場合は、家族や支援者に協力してもらいましょう。
市区町村の障害福祉窓口
就労移行支援事業所は障害福祉サービスだから、行政の管轄でもあるよ。
トラブルや苦情は、役所や役場の窓口(障害福祉課)で受け付けています。
ひどいケースであれば、市区町村から施設へ注意喚起してもらえます。
相談支援専門員/ケースワーカー
市区町村の窓口へ行くことに抵抗のある方は、相談しやすい担当の相談支援専門員やケースワーカーに相談しても大丈夫です。
具体的にどんなことがあって、どうしてほしいのか伝えてみましょう。
最後に‥
以下、当記事のまとめです。
まとめ
・一部の就労移行支援事業所ではしつこい勧誘もある
・断る権利はあなたにある
・毅然とした態度で臨もう
・断るなら断る決意を固めよう
・口コミや評判も事前にチェックしておこう
・不安なら家族や支援員に見学同行してもらおう
・勧誘自体は悪質な行為じゃない
当記事が参考になれば幸いです。
就労移行支援