就労移行支援

オンラインで在宅訓練できる就労移行支援事業所10選!在宅ワークなら引きこもりでも安心!

ヤンネコ

オンラインで在宅訓練を受けられる就労移行支援事業所ってあるの?

僕ってコミュ障だし、引きこもりがちだし、今はコロナもあるし・・

就労移行支援でも在宅訓練は受けられるよ。

引きこもりから在宅訓練を経て就職した人もいるよ。

ガイドさん

通所がしんどい人には、リモートで受けられる在宅訓練がおすすめです。

近年は新型コロナの影響で、対象者の範囲が広がりました。

当記事では

  • 在宅訓練の対象者や要件
  • 在宅訓練できる事業所の割合
  • 在宅訓練を受けるには
  • 訓練内容
  • 在宅訓練の流れ
  • メリット/デメリット
  • 全国の在宅訓練ができる事業所

などを解説・紹介します。

在宅訓練は、在宅就労の練習にもなります。

在宅ワーク、リモートワーク(テレワーク)での就職を検討している方もご覧ください。

注目の就労移行支援事業所![PR]
キズキビジネスカレッジ
  • Google口コミ★4.67の高評価!
  • 有名企業への就職実績多数
  • 職種:IT専門職、事務職、会計/経営管理、アナリストなど
  • 在宅訓練OK
    ※月1回の通所が可能で市区町村の許可が出た場合
訓練内容Webデザイン、Webマーケティング、Webライティング、動画制作、英語、会計/ファイナンス、Excel/PowerPoint
新宿校新宿区新宿5-10-14 新宿NTビル4F
・各路線「新宿三丁目駅」徒歩5分
・丸ノ内線「新宿御苑前駅」徒歩10分
・各路線「新宿駅」徒歩12分
新宿御苑校新宿区四谷4-31 四谷TSビル1F
・丸ノ内線「新宿御苑前駅」徒歩5分
・各路線「新宿三丁目駅」徒歩10分
・各路線「新宿駅」徒歩15分
横浜校横浜市西区浅間町1-6-5 横浜西口K&Kビル5F
・JR「横浜駅」徒歩8分
大阪校大阪市北区豊崎3-9-7 いずみビル4F 403号室
・JR「大阪駅」徒歩10分
・大阪メトロ御堂筋線「中津駅」徒歩4分
・阪急「大阪梅田駅」徒歩6分

※自宅から事業所までの所要時間や料金は こちら で調べられます(駅名、バス停、住所から検索)。定期代検索は こちら

↓無料相談!オンライン面談も可↓
公式サイト

当サイトの情報は記事執筆時点で収集したものです。厚生労働省等の情報を参考にしていますが内容を保証するものではありません。詳しくは各自治体や事業所等へお尋ねください。

就労移行支援でのオンライン/在宅訓練Q&A

事業所を紹介する前に「就労移行支援事業所の在宅訓練」に関しての基礎知識を頭に入れておきましょう。

  • 在宅訓練の対象者や要件は?
  • 在宅訓練できる事業所は何%?
  • 在宅訓練を受けるには?
  • どんな訓練内容がある?在宅訓練の流れは?
  • PCやネット環境は用意する必要ある?
  • 全く通所しなくてもいいの?
  • 在宅だから遠方の事業所でもOK?
  • メリット/デメリットは?

在宅訓練の対象者/要件は?

新型コロナの影響で、就労支援事業所では在宅訓練の対象者の幅が広がりました。

コロナ前と現在(2022年)の対象者の違いを見てみましょう。

在宅訓練の対象者
コロナ前現在(令和4年)
通所利用が困難で、在宅による支援がやむを得ないと市町村が判断した場合在宅での支援効果が認められると市町村が判断した場合

※元々は感染拡大防止のための令和2年限りの要件緩和でしたが、令和3年度以降も常時の要件として扱われるこことなりました。

「通所利用が困難」という利用条件が消えました。

市区町村の判断によるところは変わりませんが「通所に困難が伴わない場合でも、希望する人は在宅利用しやすくなった」と考えてもらって大丈夫です。

「通所が苦手」「人の多い環境が苦手」などの理由で、在宅利用できる可能性もあります。

ただし、通う就労移行支援事業所自体が、在宅支援(オンライン環境)に対応している必要があります。

就労移行支援事業所が在宅訓練を行う場合の要件は「運営規定に明記する」「訓練メニューの確保」「1日2回の連絡」など9つあります。参照:厚生労働省(在宅サービスガイドライン)

「服薬管理ができない」「感情コントロールができずパニックになる」「作業意欲がない」「指示に従わない、サボる」人などは、在宅利用できない可能性が高くなります。

↓就労移行支援の利用条件自体はこちらご覧ください。就労移行支援事業所は在宅ワークを目指す人も利用可能です。

↓対象者は?(年齢制限や障害の程度等)↓
就労移行支援の利用条件は?

在宅訓練できる事業所は何%?

令和2年に全国の施設を対象に行われた調査では、約3割(29.3%)の事業所で在宅訓練が行われているという結果が出ました。

在宅訓練を行っている就労移行支援事業所の割合

※参照:厚生労働書

今後はオンライン環境の普及にともない、さらに「在宅支援を行う就労移行支援事業所」は増えると考えられます。

在宅利用できるかは各事業所HPを見たり、スタッフに確認してみたりしてください。

在宅訓練を受けるには?

まずは事業所が在宅訓練に対応しているか確認しましょう。

在宅訓練を行っている施設であれば「自分は在宅利用が可能か」「受けるにはどうすればいいか」を相談してみましょう。

スタッフが必要な手続きや準備を案内してくれます。

どんな訓練内容がある?

在宅訓練というとオンラインでのeラーニングやIT系の訓練が多いイメージがありますが、内職のような軽作業を行っている事業所もあります。

在宅訓練の例
カテゴリプログラム例
IT系Excel/Word、HP作成/管理、CAD、Photoshop/Illustrator、HTML/CSS、PHP/Java/Python
作業系ラベル貼り、検品作業、データ入力、雑貨制作、商品の袋詰め、イラスト/ロゴ作成
その他ビジネスマナー、セルフコーチング、コミュニケーション講座、履歴書/面接練習、運動プログラム、レクリエーション

※上記は例です。施設によって提供プログラムは異なります。

レクリエーションや運動プログラム、ビジネスマナー講座なども、事業所によってはオンラインで受講可能です。

在宅ワーク/テレワークに必要なコミュニケーション講座を行っている事業所もあります。

在宅訓練の流れは?

施設によってシステムは異なりますが、一般的な流れは以下の通りです。

  • 1.事業所へ連絡
  • 2.訓練開始
  • 3.わからないところなど質問や相談
  • 4.訓練終了
  • 5.事業所へ連絡

始業時と終業時の1日2回の連絡は国が定めた義務なので、必ず行います。

連絡手段は電話やメール、LINE、Skype、Zoom、チャットなどが用いられます。

連絡やファイルのやり取りなど、在宅訓練がそのまま、在宅ワークやリモートワーク(テレワーク)の練習にもなるというわけです。

PCやネット環境は用意する必要ある?

在宅訓練はオンラインで受けることになるので、ネット環境が必要です。

自身が普段使用しているパソコンやネット回線を利用する場合もありますが、回線や端末を用意してくれる事業所も多くあります。

事業所のサポート例

・インターネット回線開設のサポート

・パソコンやWi-Fi機器の無料貸し出し

・回線開設費や通信費の負担

・パソコンの使い方の基本的な指導

パソコンやインターネット環境がない場合は、サポートの手厚い就労移行支援事業所を探してみてください。

全く通所しなくてもいいの?

コロナによって要件は緩くなりましたが、施設ごとに「週1回は通所する」「月1回は通所する」など定期的な通所が定められています。

全く事業所へ通えない事情がある場合は、スタッフが訪問するという形で要件を満たせる可能性もあります。

詳しくは、各事業所にお問い合わせください。

在宅だから遠方の事業所でもOK?

就労移行支援事業所は、住んでいる市町村外にあっても利用できますが、リモートでも、遠方すぎる事業所は利用できません。

なぜなら、事業所が在宅訓練を提供する要件として「緊急時に訪問や連絡が可能」という項目があるからです。

つまり、施設のスタッフが訪問できる範囲内から通う必要があります。

通所可能範囲は、各事業所にご確認ください。

また先ほども述べたように、基本的には利用者も週1~月1回は事業所へ行かなければなりません。

オンラインや在宅訓練のメリット/デメリット

在宅訓練のメリット/デメリットは、以下の通りです。

メリット

・通所の必要がない

・対人恐怖があっても訓練できる

・引きこもりがちな人にとってハードルが低い

・自宅で集中できる

・精神状態が安定する人もいる

デメリット

・運動不足になりやすい

・生活リズムを崩しやすい

・日常的な会話が減る

・対面でのコミュニケーション訓練ができない

・モチベーションなど自己管理が難しい

在宅訓練が合う人もいれば、合わない人もいます。

オンラインで在宅訓練できる就労移行支援事業10選

オンラインで在宅訓練できる就労移行支援事業所を10施設ピックアップしました。

全国に複数事業所を展開している会社もあります。

HP等を参考にした情報です。対象障害や利用条件など、詳細は各事業所へお問い合わせください。訓練内容欄には在宅利用では受けられないものも含まれている可能性があります。

大手のリタリコ(LITALICO)でも、市区町村の条件を満たす場合、在宅訓練可能です(週1回の通所が必要、詳しくは役場窓口へ)。東京都にあるアーネストキャリアでは2022年現在、在宅訓練は行われていません。

マナビー/manaby

就労移行支援事業所manaby
引用元:https://manaby.co.jp/shurou/
対象障害精神障害、発達障害、身体障害、知的障害、難病等
訓練内容Webデザイン、WordPress、HTML/CSS、Javascript、PHP、Scratch、Git、機械学習、Word、Excel、PowerPoint、MOS対策、ライティング、ビジネスマナーなど
就労実績定着率87.5%(就職後6か月)、在宅就労率21.8%
最寄り駅HP参考
住所宮城、福島、埼玉、茨城、東京、神奈川、千葉、大阪、兵庫に28施設
HPhttps://manaby.co.jp/shurou/

在宅ワークやテレワークを希望する方に人気の事業所です。

独自開発のeラーニング教材を用いています。

オンラインだけでなく、対面での勉強会やゲーム、ビジネスマナー講座なども事業所で開催されています(参加自由)。

アクセスジョブ

就労移行支援事業所アクセスジョブ
引用元:https://www.accessjob.jp/
対象障害精神障害、発達障害、身体障害、知的障害、難病等
訓練内容Word、Excel、PowerPoint、Webデザイン、WordPress、HTML/CSS、Javascript、PHP、Photoshop、Illustrator、資格取得プログラム、ソーシャルスキル、面接対策、履歴書添削など
就労実績就職者数は3年間アクセスジョブ全体で計90名
最寄り駅HP参考
住所北海道、青森、宮城、新潟、千葉、埼玉、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、岡山、福岡に25施設
HPhttps://www.accessjob.jp/

就労支援期間の平均は6.1か月と、かなり早い期間で多くの人が就職しています。

オリジナルのeラーニングシステム、資格取得プログラム、昼食提供も行われています。

発達支援研究所という研究機関とも連携しているので、発達障害を持つ方も安心です。

フロンティアリンクキャリアセンター

就労移行支援事業所フロンティアリンクキャリアセンター
引用元:https://career.frontier-link.jp/
対象障害精神障害、発達障害、身体障害、難病等など
訓練内容IT/Webエンジニアコース(HTML/CSS/Javascript/PHPなど)、オフィススペシャリストコース(Word/Excel/PowerPoint/Access/マクロ/VBAなど)
就労実績定着率82%(就職後6か月)、一般雇用(クローズ、オープン)、障害者雇用、個人事業主など
最寄り駅HP参考
住所北海道、宮城、東京、神奈川、愛知、新潟、大阪、岡山、広島、福岡に14施設
HPhttps://career.frontier-link.jp/

プログラミングなど、IT特化型の就労移行支援事業所です。

完全マンツーマンの担任制で、画面共有しながらすぐに質問できます。

体調に合わせて、通所と在宅の混在も可能です。

就職も在宅ワーク、テレワーク(リモートワーク)に強いのが特徴です。

グループ会社に日本初の引きこもり当事者・経験者主体の会社「ウチらめっちゃ細かいんで」があり、その会社へ就職する方もいます。

ミライエ

就労移行支援事業所ミライエ
引用元:https://miraie-cuoread.jp/
対象障害精神障害、発達障害、難病等など
訓練内容PC訓練など各種スキルアップ講座、ビジネスマナー、面接対策、ソーシャルスキル、コミュニケーション訓練など
就労実績定着率91.6%
最寄り駅HP参考
住所大阪、神奈川、愛知に9施設
HPhttps://miraie-cuoread.jp/

パソコンやWi-Fiは無料で貸し出してくれます。

週1日、1時間から通所できるのが大きな特徴です。

医療機関や福祉サービスの紹介など、引きこもりから社会復帰したい方へのサポートも充実しています。

1回40分、無料で臨床心理士、精神保健福祉士によるカウンセリングも受けられます。

ヒューマングロー

就労移行支援事業所ヒューマングロー
引用元:https://human-grow.com/
対象障害精神障害、発達障害、身体障害、知的障害、難病等
訓練内容タイピング、Word/Excel/PowerPoint、データ入力、コミュニケーション、生活スキルアップ、ビジネスマナー、履歴書添削、面接練習など
就労実績就職率は全国平均以上、継続就労率86.7%
最寄り駅HP参考
住所東京に5施設
HPhttps://human-grow.com/

MOSの資格取得サポートもあり、社内外に豊富な実習先や求人があります。

在宅ワーク、テレワーク(リモートワーク)の求人開拓も行われています。

交通費の補助もあり、週1からの利用もOKです。

在宅型就労移行支援ホープ

就労移行支援事業所ホープ
引用元:https://hopehikarinomori.com/
対象障害精神障害、発達障害、身体障害、知的障害、難病等
訓練内容パソコン基礎操作、ビジネスメール、在宅ワークに必要なマナー/コミュニケーションなど
就労実績就職者数1年間で20名、在宅15名・通勤5名(※1)
最寄り駅HP参考
住所福岡、熊本、大分に3施設
HPhttps://hopehikarinomori.com/

※1:令和3年度実績。内定含む。

九州地方にある在宅訓練に特化した在宅型就労移行支援事業所です。

在宅就労(テレワーク/リモートワーク)の就職者割合が高く、在宅ワークならではのマナーやコミュニケーションスキルも学べます。

利用開始時の面談からオンラインで受けられます。

テクノパーク

就労移行支援事業所テクノパーク
引用元:https://probono.vport.org/
対象障害精神障害、発達障害、身体障害、知的障害、難病等
訓練内容パソコン、Web制作、デザイン、軽作業、自己理解、ビジネスマナー、コミュニケーション訓練、グループワーク、履歴書・職務経歴書の添削、面接練習
就労実績1年間で就職者42名(うちテレワーク・リモートワーク7名※1)
最寄り駅HP参考
住所奈良、三重に6施設
HPhttps://probono.vport.org/

※1:令和2年度実績。

利用時間は1日5時間ほどで、午前のみ・午後のみの訓練参加も可能です。

在宅就労(テレワーク/リモートワーク)の就職実績も豊富で、東京や愛知にも就職先があります。

「人の多い環境が苦手な人」「引きこもりがちな人」も積極的に受け入れています。

ワークイズ

就労移行支援事業所ワークイズ
引用元:https://d-and-i.jp/service/workis/
対象障害精神障害、発達障害、身体障害、知的障害、難病等
訓練内容オフィスソフト、eラーニング、ビジネスマナー、コミュニケーション訓練、ストレスマネジメント、履歴書/職務経歴書添削、面接練習など
就労実績テレワークだけでも、延べ250名が就職
最寄り駅JR京浜東北線「蒲田駅」東口から徒歩1分
住所東京都大田区蒲田5-18-5 第24下川ビル501
HPhttps://d-and-i.jp/service/workis/

10年以上前から在宅勤務(テレワーク/リモートワーク)を支援しているD&I社が運営しています。

在宅支援の経験が豊富なのが特徴です。

運営法人は障害者の転職支援も行っており、常時400件以上の毎週更新される求人から仕事を紹介してもらえます。

ワークイズは通所型or在宅型の選択式です。

ゆめたまご すみだ

就労移行支援事業所ゆめたまごすみだ
引用元:http://sumida-ganba-work.com/yumetamago.html
対象障害精神障害、発達障害、身体障害、知的障害、難病等
訓練内容Word/Excel、軽作業、清掃、事務補助、レクリエーション、ソーシャルスキルなど
就労実績情報なし
最寄り駅JR総武線・東京メトロ半蔵門線「錦糸町」駅から徒歩約8分
住所東京都墨田区緑4-25-4
HPhttp://sumida-ganba-work.com/yumetamago.html

基本的なパソコンスキルからビジネスマナーや挨拶、身だしなみまで学べ、職場実習も可能です。

在宅訓練ではSkypeで連絡を取り合います。

質問には、スタッフがすぐに対応してくれます(質問はチャットでも通話でも可能)。

さら就労塾@ぽれぽれ(さらぽれ)

就労移行支援事業所さぽられ
引用元:https://sarapore.jp/
対象障害精神障害、発達障害、身体障害、知的障害、難病等
訓練内容Word/Excel、パソコン基礎知識、タイピング、ラベルシール作成、シュレッダー作業、ファイリング、封筒作成、ビジネスメール、ビジネスマナーなど
就労実績就職者数は延べ493人、定着率92%(6か月後)
最寄り駅HP参考
住所東京、神奈川に4施設
HPhttps://sarapore.jp/

※2020年5月時点での情報です。現在も在宅訓練を行っているかは、事業所へご確認ください。

個別のニーズに合わせて1日目から就職までのカリキュラムと教材を用意してもらえます。

「プレ基礎コース(約1か月~)」「基礎コース(4か月)」「就職準備コース」のような段階的な訓練があるのが特徴です。

事務系に強く、約8割の卒業生が事務職に就職しています。

まとめ

  • 新型コロナの影響で多くの人が在宅訓練を受けられるようになった
  • 事業所も在宅支援に対応している必要がある
  • 約3割の就労移行支援事業所で在宅利用ができる
  • PCやネット環境は用意してもらえることもある
  • 基本的に週1~月1回の通所は必要
  • 引きこもりやコミュニケーション障害がある人にもおすすめ

当記事がお役に立てば幸いです。

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