就労移行支援

精神障害者向けの就労移行支援施設3選!うつ病/適応障害/統合失調症など‥

ヤンネコ

精神障害者におすすめの就労移行支援事業所を教えて。

精神障害者向けの施設を3つ紹介するね。

ガイドさん

うつ病、適応障害、統合失調症‥、精神病って、とてもつらいですよね。

就労移行支援は「就職したい精神障害者」に、とてもおすすめです。

当記事では‥

  • 精神障害者におすすめの施設3選
  • 精神障害者が通うメリット
  • 精神障害者が通う際の注意点

など紹介します。

精神障害者として、就労支援の利用経験がある筆者が解説します。

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当サイトの情報は記事執筆時点で収集したものです。厚生労働省等の情報を参考にしていますが内容を保証するものではありません。詳しくは各自治体や事業所等へお尋ねください。

精神障害者向けの就労移行支援事業所3選

就労移行支援には「うつ病」「統合失調症」「適応障害」などの精神障害を持つ方が多く通っています。

就労移行支援事業所の利用者の障害種別割合グラフ
利用者の障害種別の割合

※発達障害者は「知的」「精神」いずれかに含むと考えられます。

※参考:厚生労働省(障害保健福祉部 障害福祉課)

全国には数多くの施設がありますが‥

その中でもおすすめの「精神障害者向け就労移行支援事業所」を3つ紹介します。

ガイドさん

紹介するのは精神疾患を持った人でも通える就労移行支援事業所だよ。

たまに障害の種類を限定している施設もあるから、事業所選びでは注意してね。

気になる施設があったら見学してみよう!

ヤンネコ
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ココルポート

就労移行支援事業所ココルポート
引用元:https://www.cocorport.co.jp/lp-af
就職実績1施設あたりの就職者数:年間10名以上
(※全国平均は年間約3名)
職場定着率:約90%(※1)
(※ハローワークから就職した障害者の全国平均は約68%)
就職先職種別:事務43%、運搬/清掃等25%、サービス(接客など)16%、専門/技術5%、農林漁業3%、その他5%
業種別:サービス59%、メーカー15%、流通/小売11%、金融5%、ソフトウェア/通信4%、官公庁等4%、広告/マスコミ等1%
支援内容【パソコン】タイピング、Word・Excel・PowerPoint、HP作成等
【コミュニケーション訓練】職場対人技能訓練、社会生活技能訓練、グループワーク等
【セルフケア】ストレスコントロール、感情コントロール、生活管理等
【軽作業】梱包、検品、組み立て、仕分け等
【模擬就労】領収書・納品書・請求書作成、伝票整理、顧客データ管理、残業状況集計等
【就活サポート】応募書類添削、面接練習、職業適性検査、企業実習、面接・ハローワーク同行等

※就職後6か月、2020年度実績

※支援内容は一部です。施設ごとに異なることがあります。

おすすめNo.1は国内65施設を展開する大手の ココルポート です。

精神障害者を中心に、累計3,000人以上が就職しています(2023年3月時点)。

職場定着率も高く、昼食費無料&交通費支給などのサポートもあります。

ガイドさん

全国的にも人気の高い事業所だよ。

利用者の障害割合は以下の通りです。

就労移行支援事業所ココルポートの利用者障害種別割合グラフ

※参照:ココルポート公式サイト

利用者は精神障害者が最も多く、6割以上を占めています。

精神障害者におすすめな理由

・週1~2回、半日から通える

・精神保健福祉士(※1)などの有資格スタッフも多い

・プログラムが強制参加ではない

・個別訓練も可能

・余暇活動で楽しみながら他の人とコミュニケーションとれる

※1:精神保健福祉士とは、精神障害者への相談援助を専門とする国家資格です。

ココルポート は短い時間から通えるので、体力に自信がない人でも安心です。

基本的には参加したいプログラムに参加するしくみなので、無理に苦手な訓練に参加する必要はありません。

ガイドさん

コミュニケーションが苦手な人は「はじめは動画学習(eラーニング)など一人で訓練を行う」「慣れてきたら徐々にプログラムに参加する」という手もあるよ。

やさしいスタッフも多く、 ココルポート に通ったことで「しゃべれるようになった」「明るくなった」という人もいます。

体験談/口コミ

性格が明るくなった‥

この就労移行支援施設に入った理由は単純に「楽しそうな雰囲気だな。」と思ったからです。(笑)しかし、自分自身、輪に入ることは難しく、最初のころはオロオロして「自分から話しかけても大丈夫だろうか。」と引っ込み思案でした。(中略)自分を奮いたたせて積極的に他のトレイニーさんに話しかけました。このおかげでよく話す人が多くなり、性格が明るくなった気がしました。自分の発案ですが、一番感謝しているのは話しかけて仲良くしてくれた”トレイニーさん”だと思っています。たどたどしい部分や失礼なことを言ってしまったこともありますが、こんな自分でも一生懸命レスポンスしてくれたことにとても感謝しています。

引用元:ココルポート所沢Office

障害に理解のある環境なので、自己肯定感を取り戻しながら自分を変えられます。

気になる方は、ぜひ見学してみてください。

施設によってサービス内容等が異なることがあります。雰囲気やスタッフなど含め、詳しくは「お近くのココルポート」へご確認ください。

↓ココルポートをさらに詳しく
ココルポート評判・支援内容・就職実績

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ミラトレ

就労移行支援事業所ミラトレ
引用元:https://mirai-training.jp/lp/page-a/001.html
就職実績就職率:約85%
(※全国平均は約53%)
職場定着率:約90%(※1)
(※ハローワークから就職した障害者の全国平均は約68%)
就職までの平均利用期間:約1年
(※全国平均は約1年4か月)
(※ミラトレ:半年未満17%、半年~1年37%、1年~1年半25%、1年半~2年半13%、2年以上8%)
就職先職種別:事務、軽作業、サービス、技術、販売、接客
業種別:サービス、医療/福祉、運輸/郵便、卸売/小売、学術研究/専門技術、教育、建設、公務、情報通信、生活関連/娯楽、製造、独立行政法人、不動産など
支援内容【ビジネス】PC講座、ビジネスマナー、職場コミュニケーション、グループワーク、疑似就労、パソコンで書類作成、発表/プレゼン練習等
【社会生活】コミュニケーション、障害理解、生活リズム、勤怠ルールの順守、メンタルケア等
【実践】プレゼン実習、面接会への参加、オフィスワークボランティア等
【就活サポート】応募書類の作成、面接訓練、職場実習、企業見学、職業適性検査、職種/企業研究、就職相談、求人票の読み取り方等

※1:就職後6か月

※就労移行支援事業所は延長や期間リセットが認められれば2年以上の利用も可能です。詳しくは「就労移行支援は2回目の利用や3年以上も可能!延長申請や期間リセット・再利用条件も解説」をお読みください。

※支援内容は一部です。施設ごとに異なることがあります。

おすすめNo.2は、国内15施設ある就労移行支援事業所 ミラトレ です。

dodaチャレンジ(No.1障害者就職/転職支援サービス(※1)との連携で、業界最大級の求人から就職先を探せます。

※1:2021年度厚生労働省「人材サービス総合サイト」

ガイドさん

利用者満足度は92%!

運営会社は、障害者の就職支援にノウハウがあるよ。

就職率85%だから、ほとんどの人が就職できているんだね。

就職まで早いのもいいね‥。

ヤンネコ

利用者の障害割合は以下の通りです。

就労移行支援事業所ミラトレの利用者障害種類割合

※参照:ミラトレ公式サイト

精神疾患の内訳は以下のようになっています。

病名利用者の割合
うつ病42%
統合失調症18%
双極性障害15%
不安(神経症)2%
高次脳機能障害2%
てんかん2%
その他20%

うつ病、統合失調症、双極性障害(躁うつ病)の方が、多くの割合を占めています。

精神障害者におすすめな理由

・週1~2回、半日から通える

・精神保健福祉士(※1)などの有資格スタッフも多い

・疑似就労(※2)が自信の回復につながる

※1:精神保健福祉士とは、精神障害者への相談援助を専門とする国家資格です。

※2:疑似就労とは、実際の職場に近い環境で行う訓練です。トレーニングで培ったものを発揮する場でもあります。

ココルポート と同じく、短い時間から通えて、資格を持つスタッフも多くいます。

利用者の声には「自信がついた」「緊張に対処できるようになった」などポジティブな感想が多く見られます。

体験談/口コミ

うつ病 30代男性

前職での失敗から自信を失っていましたが、擬似就労を行ううちに自分の適性が見えてきました。トレーニングでの成功体験や、スタッフ・利用者の方々から褒めてもらったことも、自信の回復につながったと思います。今は前職とは大きく異なる仕事をしていますが、挑戦する気持ちになれたのはミラトレのおかげです。

引用元:ご利用者の声(ミラトレ)
体験談/口コミ

双極性障害 20代女性

すぐに緊張してしまうところがありましたが、メンタル講座で「緊張をワクワクに変える」と教えていただきました。通所当初は朝起きられず、電話連絡すら緊張してできませんでしたが、今では電話にも慣れて伝えたい事をしっかり伝えられるようになったと思います。人の意見やアドバイスも積極的に聞けるようになりました。

引用元:ご利用者の声(ミラトレ)

東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、大阪、兵庫、愛知、岐阜に住んでいる方は、見学候補の1つに入れてみてください。

施設によってサービス内容等が異なることがあります。雰囲気やスタッフなど含め、詳しくは「お近くのミラトレ」へご確認ください。

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ミラトレの評判・支援内容・就職実績

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全15事業所の評判・口コミ

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atGPジョブトレ

就労移行支援事業所atGPジョブトレ
引用元:https://www.atgp.jp/training/
就職実績1施設あたりの就職者数:年間24名以上
(※全国平均は年間約3名)
職場定着率:約91%(※1)
(※ハローワークから就職した障害者の全国平均は約68%)
就職先職種別:事務94.5%、その他5.5%
業種別:サービス、人材、金融、官公庁/公社/団体、ソフトウェア/通信、メーカー、鉄道/航空<運輸、医療/福祉/教育、商社、不動産、マスコミ等/td>
支援内容【障害別共通】ビジネスコミュニケーション研修、対人コミュニケーション研修、PC研修、模擬職場、企業実習、応募書類添削、面接練習、面接同席、キャリアプランナーの就活サポートなど
【うつ症状】症状理解、ストレスマネジメント、認知行動療法、アンガーマネジメント
【統合失調症】症状理解、服薬管理、自分ヒストリー

※1:2019年度実績

※就職実績・就職先はatGPジョブトレ全体の実績です。

※支援内容は一部です。施設ごとに異なることがあります。

atGPジョブトレでは「うつ症状」「統合失調症」などの障害別支援が受けられます。

「うつ症状コース」はうつ病だけでなく、双極性障害(躁うつ病)、適応障害、不安障害など、うつ症状を持つ障害者全般が対象です。

ヤンネコ

就職実績も申し分ないね。

特に事務職を目指す人におすすめだよ。

atGPの就職支援サービスと連携すれば、約2,500社の求人ネットワークも利用できるよ。

ガイドさん

精神障害者におすすめな理由

・障害特化の支援だからプログラムに無駄がない

・障害ごとに支援実績/就職実績がある

・同じ症状を持つ人と共にがんばれる

障害別の専門支援を受けられることが最大のメリットです。

例えば「うつ症状コース」では、認知行動療法、ストレスマネジメント、アンガーマネジメントなど、メンタル改善のためのカリキュラムが組まれています。

体験談/口コミ

Aさん30代 事務職に就職

通所期間は8か月ほどでしたが、思い出すのはスタッフの方や通所仲間たちと雑談をたくさんしていたな、ということです。もちろんただの雑談ではなく、プログラムの振り返りなどの話を多くしていた記憶があります。それと思うのが、atGPジョブトレは良い意味で通所者とスタッフとの壁がないことですね。例えば、相談事にはとても親身になっていただけましたし、一方で必要がなければプライベートには立ち入らないという距離感がとても心地よく感じました。

引用元:atGPジョブトレ卒業生の声

興味がある方は、ぜひ見学してみてください。

↓うつ症状(秋葉原/横浜/梅田)
うつ症状専門のトレーニングだから働き続ける力が身につく【atGPジョブトレ うつ症状コース】

↓統合失調症(お茶の水)
統合失調症専門の就労移行支援【atGPジョブトレ 統合失調症コース】

どんな精神疾患が対象?

例えば以下の精神障害を持った人たちが、就労移行支援事業所を利用しています。

利用者の精神疾患の例

うつ病、躁うつ病(双極性障害)、統合失調症、解離性障害、強迫性障害、摂食障害、適応障害、パーソナリティー障害、パニック障害、社会不安障害、てんかん、PTSD、高次脳機能障害‥

基本的には、どの精神疾患でも通所可能ですが、就労移行支援の利用条件を満たす必要があります。

症状が軽い人でも通えます。

週1日からでも通所できそうなら、症状が重くても通うことは可能です。

↓具体的にどんな人が利用できる?↓
就労移行支援の利用条件

精神障害者が就労移行支援に通うメリット

精神障害者が就労移行支援事業所に通う「メリット6つ」を解説します。

ガイドさん

ほとんどの人が無料で利用できるし、精神障害者特有のデメリットは特にないよ。

サポート内容は施設によって異なります。

1.就職しやすくなる

就労移行支援を利用した場合、精神障害者が一人で就活するよりも就職しやすくなります。

理由1:面接練習で苦手を克服できる

就労移行支援事業所では様々な就職サポートが行われています。

主な就職支援

・職業適性検査

・企業見学/実習

・ハローワーク/説明会/面接同行

・履歴書/職務経歴書添削

・面接練習

A君

面接は自信ない。いつも緊張してしまう‥。

ハローワークや説明会に一人で参加するのは難しい‥。

Bさん

といった人も「繰り返しの面接練習」「スタッフの同行」など手厚いサポートを受けられます。

就活の面接にスタッフが同行してくれる施設もあります。

理由2:採用で有利になることがある

精神障害者は特に職場定着率が悪いことが知られています。

ヤンネコ

仕事が長続きしないんだね‥。

企業側は「仕事が長続きする人」を採用したいのですが、就労移行支援事業所の利用者は採用で有利になることがあります。

ガイドさん

理由は「就労支援施設が間に入ったほうが企業も安心できる」「通所実績が評価される」などあるよ。

就労移行支援の利用者なら、企業は施設スタッフと連携して、就職前の受け入れ準備を進められたり、就職後も就職者との仲介役として施設スタッフを頼れたりするわけです。

体験談/口コミ

動機は過去にいくつかの障害者向けの就職イベントに参加をした際に「就労移行支援に通ってますか?」と尋ねられたことです。当時、私は就労移行支援に通っておらず1人で就職活動をしていました。要は企業側から「障害者を雇用するにあたって不安だから相談役となる人はいないか」と確認されたわけです。

引用元:障害者.com

精神障害者特有のメリットではありませんが、施設によってはハローワークで見られない独自求人を扱っているところもあります。

↓施設によって大きく違うので注意!↓
就労移行支援の定着率!

2.仕事が長続きする

就労移行支援の利用者には「仕事が長続きする」という特徴もあります。

職場定着率の低い精神障害者にとって「仕事が長続きする人になれる」のは大きなメリットです。

ヤンネコ

↓他の障害と比べても精神障害者は、一番定着率が低いんだね‥。

せっかく仕事始めても、1年後には2人に1人が辞めている‥。

ピンチアウト(指で広げる)で拡大可能

上記は全国の障害者全体(就労移行支援の利用者以外も含む)の職場定着率です。

引用:厚生労働省(障害者の定着状況について)

ガイドさん

でも就労移行支援を利用すると職場定着率もグッと上がるよ。

就職1年後の職場定着率
職場定着率の平均
就労移行支援の利用者82.3%
全国の精神障害者49.3%

※参考:障害者職業総合センター

就労移行支援の利用者には精神障害者が多くいます。

しかし、就職1年後まで仕事を辞める人はほとんどいません。

仕事が長続きする理由としては‥

  • セルフケア/トラブル対処など、仕事を長続きさせるための訓練が充実している
  • 就職後の職場定着支援が手厚い

などが挙げられます。

就職する際もそうですが、第3者が企業との間に入ってくれるという点が、大きなメリットです。

↓就労定着支援は最長3年!↓
就労移行支援と
就労定着支援の違い

3.コミュニケーション能力が上がる

「コミュニケーションが苦手!」という精神障害者の方は多いかと思います。

ですが、コミュ障の人にとっても就労移行支援はオススメです。

コミュ障の人におすすめな理由

・JST(職場対人技能訓練)、グループワークなどコミュニケーション訓練が充実している

・スタッフに障害理解がある

・求められるハードルが低く緊張しにくい

・同じ悩みを抱えた人も多いのでなじみやすい

就労移行支援に通ったことで、コミュニケーション能力が上がる例は多くあります。

ヤンネコ

「一般社会より障害理解のある環境」でコミュニケーションの練習ができるのは、大きなメリットだね。

対人恐怖があっても大丈夫だね。

4.体調に合わせて通える

施設にもよりますが、就労移行支援事業所は週1回や半日から通えます。

さらに「体調の変化に合わせて通所できる」というメリットもあります。

ヤンネコ

「通い続ける自信がない人」「体調に波がある人」でも安心だね。

就職時には週4~5日は安定して通う必要あるけど、それまで自分のペースで通所日数を増やせるよ。

ガイドさん

「体調管理シートの作成」など、体調管理能力も上げながら就職を目指せます。

5.生活リズムが整う

C君

夜なかなか眠れなくて、生活リズムがめちゃくちゃ‥

就労移行支援の通所には、生活リズムが整いやすくなるメリットもあります。

毎日決まった時間に朝起きて家を出て、決まった時間に帰宅するなど生活パターンが固定されるからです。

ヤンネコ

無職だと、自由すぎて生活リズムが崩れるよね。

やることないし‥。

生活リズムが整うと、体調も改善しやすくなります。

毎日の通所は体力づくりにもなるので、おすすめです。

6.まわりからのプレッシャーが軽減する

ヤンネコ

働いてないとまわりからのプレッシャーがあって、つらいよね。

「いい加減、働きなさい!」とか‥。

特に精神障害者は、見た目でわかる障害ではないので、誤解されがちです。

ですが、就労移行支援事業所に通うと「就職に前向きな姿勢」をまわりに見せられ、プレッシャーを受けにくくなります。

家にいる時間も短くなるので、気持ちが楽になります。

精神障害者が就労移行支援に通う際の注意点

注意点などを簡単に述べていきます。

通所制限やスタッフを確認しよう

「週1~2回、半日から通える」と述べましたが、施設によって「最低利用日数や時間」は異なります。

「何日から通えるか?」は利用前に確認しておきましょう。

また、施設によってスタッフの質も大きく異なるので注意しましょう。

ガイドさん

やさしいスタッフも多いけど、厳しかったり精神障害への理解が足りなかったりするスタッフも0じゃないから気を付けてね。

見学や体験利用を通して「自分に合っているか?」を見極めてください。

見学は2~3か所行くことをおすすめします。

無理せず短時間から通おう

就労移行支援の1日の平均利用時間は4~6時間ほどです。

週5日、1日4~6時間通える自信がない人は無理せず、少ない日数・短い時間から始めましょう。

ガイドさん

日数や時間を調整したい場合は、スタッフに相談しよう。

↓1日の流れや週間スケジュールも↓
就労移行支援5社の
カリキュラム比較

セルフプランは面倒?

就労移行支援などの障害福祉サービスを利用するには、サービス等利用計画案の作成が必要です。

サービス等利用計画案の作成には以下2つの方法があります。

  • 1.セルフプラン(自分または家族等が作成)
  • 2.相談支援事業所が作成

精神障害者のなかには「手続きがおっくう」と感じる人も少なくないでしょう。

そんな人は、セルフプランより相談支援事業所で作成してもらうのがおすすめです。

ガイドさん

相談支援事業所に登録すると、担当の相談支援専門員がついて手続きを代行してくれるよ(無料)。

就労移行支援事業所のスタッフが、利用手続きを手伝ってくれることもあるよ。

相談支援事業所は、就労移行支援事業所を見学した後に探せばOKです。

役所での手続きの際、案内されます。

「サービス等利用計画案」や「相談支援事業所のメリット/デメリット」などについては以下の記事をご覧ください。

↓受給者証の申請手続きや流れ↓
就労移行支援の利用方法

最後に‥

就労支援施設には、一般社会と障害者を橋渡しする役割があります。

「就職できない」「社会が怖い」など、みなさん悩みがあるかと思いますが、就労移行支援の利用は得るものがあるはずです。

ガイドさん

仮に就職という目標が達成できなくても、施設で得た自信や能力は必ずどこかで役に立つよ。

気になる施設があったら、ぜひ見学してみてください。

当記事がお役に立てば幸いです。

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