就労継続支援A型

就労継続支援A型の年齢制限は?何歳から何歳までが対象者?

ヤンネコ

就労継続支援A型の対象者は、何歳から何歳まで?

新規の人は「15歳から64歳まで」なら利用開始できるよ。

要件を満たせば、65歳以上の人も継続利用できるよ。

ガイドさん

厚生労働省によると、就労継続支援A型事業所の年齢制限は以下の通りです。

就労継続支援A型の年齢制限

・原則18歳以上、65歳未満

・児童相談所長の許可があれば15歳から利用可

・「65歳に達する前5年以上障害福祉サービスの支給決定を受けていた人で、65歳に達する前日において就労継続支援A型の支給決定を受けていた人」なら65歳に到達しても継続利用可

・65歳以上で許可が出ても、施設に定年があれば定年が上限(70歳としているところが比較的多い)

・65歳以上の人は新規利用できない

最終的な判断は各市区町村が行います。市区町村ごとに審査基準や要件が異なることがあります。

本記事は、A型事業所の年齢制限についての「まとめ記事」です。

詳細を知りたい方は、それぞれで紹介している別記事をご覧ください。

4つとも見学して比べよう![PR]
就労移行おすすめ3選+α!
リタリコワークス 全国No.1の就職実績(※1) コミュ障OK!在宅利用可!最大手で非常に評判がいい!1か月の就職例も
ココルポート 昼食無料交通費支給
ミラトレ 就職率95%定着率97%
※1:2024年現在までの累計就職者数
↓平均4ヶ月で就職内定!初任給38万円も
キズキビジネスカレッジ もチェック!
※「 キズキビジネスカレッジ 」も要チェック!
(平均4か月で就職内定!初任給38万円も)

当サイトの情報は記事執筆時点で収集したものです。厚生労働省等の情報を参考にしていますが内容を保証するものではありません。詳しくは各自治体や事業所等へお尋ねください。

65歳以上の利用要件

就労継続支援A型援事業所は、原則64歳まで利用可能です。

しかし、要件を満たせば、例外的に65歳以上の継続利用が認められます。

65歳に達する前5年間障害福祉サービスの支給決定を受けていた者で、65歳に達する前日において就労継続支援A型の支給決定を受けていた者は当該サービスについて引き続き利用することが可能

引用元:厚生労働省「就労継続支援A型の対象者」

65歳以上でもA型事業所を利用できるのは「65歳に達する前5年以上障害福祉サービスの支給決定を受けており、かつ65歳になる前日時点で就労継続支援A型の支給決定を受けていた人」です。

65歳に到達したら、A型事業所の新規利用はできません。

利用許可が出て受給者証が更新し続けられる限りは、施設が設定している定年まで働けます。

定年の有無は施設によります。「70歳」としているところが多いようです。

「要件に合致した場合」や「審査に通らなかった場合」など、詳しくは以下の記事をご覧ください。

ガイドさん

自治体によっては、65歳以上になったらA型事業所に通えても「非雇用型」となり、給料なしになることもあるよ。

詳しくは以下記事を見てね。

65歳以上の人は、就労継続支援B型事業所の利用も検討してみるとよいでしょう。

B型事業所には年齢制限の上限がありません(基本的には、65歳以上でも新規利用可)。

王冠アイコン
おすすめNo.1 リタリコワークス
就労移行支援事業所リタリコワークスの紹介画像
※2024年現在までの累計就職者数

18歳未満の利用要件

就労継続支援A型事業所は、18歳未満の障害児でも利用可能です。

障害福祉サービスは原則18歳以上から利用可能ですが、児童相談所長(※1)が許可を出した場合は、15歳から就労継続支援A型を含む一部のサービスを利用できます。

※1:発達障害や精神障害の場合は、精神保健福祉センターが利用許可を出すことがあります。

15歳以上の障害児については、児童相談所長が障害者のサービスを受けることが適当と認め、その旨を市町村長に通知した場合は、この通知に係る障害児を障害者とみなして訓練等給付費等の対象とすることとなっています。

引用元:障害者就労支援マニュアル

15歳以上でも「15歳に達した日以降の最初の3月31日が終了するまで」は法律上、雇用契約が結べないので、A型事業所を利用できません。

自治体にもよりますが、障害者手帳の所持や医学的診断は必須要件ではありません。

高校生は全日制高校だと在学中通うことが難しいですが、通信制高校や夜間定時制高校の学生なら在学中でも通える可能性があります。

「18歳未満のA型事業所の利用」について、詳しくは以下の記事をご覧ください。

「対象となる障害児」「18歳未満でも受けられる他の障害福祉サービス」や「18歳未満の利用者負担」についても書きました。

A型事業所の利用者の年齢層グラフ

年齢層割合
18歳未満0.05%
18~19歳2.0%
20代21.4%
30代20.4%
40代24.8%
50代22.0%
60~64歳7.3%
65歳以上2.1%

就労継続支援A型は、就労移行支援よりは年齢層が高く、就労継続支援B型よりは年齢層が低めです。

若者から年配者まで、まんべんなく利用者がいます。

ガイドさん

施設によっても年齢層はバラバラだから、気になる施設があったら、ぜひ見学してみよう!

まとめ

  • 障害福祉サービスは「原則18歳以上65歳未満」が対象者だが、要件を満たせば18歳未満・65歳以上でも一部サービスを利用可
  • A型事業所は児童相談所長の許可があれば15歳から利用可
  • 障害者や難病患者でも65歳以上だとA型事業所は新規利用不可
  • 「65歳に達する前5年以上障害福祉サービスの支給決定を受けていた人で、65歳に達する前日において就労継続支援A型の支給決定を受けていた人」なら65歳に到達しても継続利用可
  • 65歳以上で許可が出ても、施設で定年が定められていれば定年が上限

就労継続支援A型事業所には、幅広い年齢層の人が通っています。

「もう年だから‥」などと、あきらめる必要はありません。

市区町村役場で相談してみたり、気になる施設を探してみましょう。

当記事がお役に立てば幸いです。

-就労継続支援A型