就労移行支援

就労移行支援事業所に通う13%が一人暮らし?グループホームという選択肢も

ヤンネコ

就労移行支援事業所って、給料(工賃)もらえないところ多いし、アルバイトも基本禁止だよね?

一人暮らしなんてできるの?

実は少数だけど、一人暮らししている人はいるんだ。

親からの仕送りや貯金、障害年金、失業保険などでやりくりしているんだよ。

ガイドさん

実は就労移行支援事業所に通っている方の中には、一人暮らしをしている人もいます。

仕送りや貯金、障害年金、失業保険、生活保護費などを生活費に充てているようです。

一人暮らしの他にも、他の障害者たちと共同で生活する「グループホーム」という選択肢もあります。

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当サイトの情報は記事執筆時点で収集したものです。厚生労働省等の情報を参考にしていますが内容を保証するものではありません。詳しくは各自治体や事業所等へお尋ねください。

就労移行支援事業所に通う13%は一人暮らし?

就労移行支援事業所に通う利用者の世帯構成割合グラフ
就労移行支援に通う利用者の世帯構成

※就労移行支援事業所に通っている利用者の世帯別割合グラフから、少々強引に算出したものです。データ数が少なく計算にも誤差があるので、あくまで1つの参考としてご覧ください。

※参照:厚生労働省(障害福祉サービスの利用実態調査)

親・本人とその他34.2%
親と本人のみ27.8%
グループホーム15.2%
単身12.7%
その他10.1%

上記は直近1か月に就労移行支援事業所に通っていた人の世帯構成グラフです。

数値はあくまで参考ですが

給料や工賃などがもらえない就労移行支援事業所では、ほとんどの方が家族等と同居している

ことがわかります。

しかし、一人暮らししながら通っている方も1割ほど存在しています。

ガイドさん

以下では、障害年金、傷病手当金、失業保険、給付金など、様々な制度や方法を17個紹介しているよ。

↓生活費をまかなう方法↓
就労移行支援を
利用中の生活費は?
↓単発バイトも?いくらまでなら?↓
就労移行支援はアルバイト禁止?
バレる?

グループホームから就労移行支援に通う人も

グループホームとは?

グループホームとは、障害者や高齢者などが少人数で共同生活する場所です。

当記事でのグループホームは、障害福祉サービスのグループホーム(共同生活援助=障害者が対象)のことを指しています。

障害者数人が、支援者から世話を受けながら共同で暮らす場所です。

先ほどの調査結果からすると

グループホームから就労移行支援事業所に通う方も1~2割ほどいるようです。

グループホーム(共同生活援助)と日中活動系の就労支援サービス(就労移行支援、就労継続支援A型、就労継続支援B型)は併用可能です。参考:厚生労働省(障害福祉サービス

家賃や生活費はかかりますが、一般の住宅に比べて安く設定されていることが多く、家賃の補助制度もあります。

「生活費は抑えたいけど、実家からは出たい!」

という方は、グループホームの利用を検討してもいいかもしれません。

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就労移行支援を利用しながら一人暮らしする方法

一人暮らしをするには、月13万~16万円ほどの生活費が必要です。

項目支出の目安
家賃3~6万円
食費3万円
水道光熱費1万円
通信費1万円
娯楽交際費2万円
雑費3万円

※住む地域や生活スタイルによって必要な生活費は異なります。東京・大阪・名古屋など都市部に近いほど必要な生活費は高くなります。

上記に加え、通院費(薬代+治療費+交通費)なども含めて計算してみてください。

給付金などの収入、貯蓄を全部合わせて

毎月13万円~16万円をまかなえる目途が立てられれば、経済的には一人暮らしが可能です。

ただし、失業保険や給付金など、もらえる期間に制限があるものは「就職するまで生活費がまかなえそうか」も、よく確認しておきましょう。

就労移行支援事業所の利用料や補助

生活保護受給世帯、または市町村民税が非課税世帯の場合、就労移行支援事業所の利用料は無料です。

また、事業所や自治体の助成制度によっては昼食が無料になったり、交通費補助があったりするので探してみてください。

↓無料になる年収目安や減免制度も↓
就労移行支援の利用料金
↓年収・家族構成等から計算できる!↓
利用者負担額の計算ツール
ガイドさん

国内に65事業所ある「ココルポート」という就労移行支援事業所は、「昼食無料&交通費支給あり」だよ。

東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、大阪、兵庫、愛知、岐阜、福岡、佐賀に住む人が対象だよ。

↓ココルポートの「支援内容・就職先・実績・評判」など知りたい方は、以下もご覧ください。

ココルポートの悪い評判4選!良い評判4選!就職実績や口コミも

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↓全65事業所の評判・口コミも!↓
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金銭面だけじゃなく精神面も考慮しよう

一人暮らしをする際には「経済面」のほかに「精神面」にも気をつけなくてはなりません。

実際にやってみるとわかりますが、身の回りのことをすべてやる必要があるので、結構大変です。

一人暮らしでやること

・家事(掃除、洗濯、食事の用意、ゴミ出し)

・金銭管理

・諸々の手続き

これらをすべて一人で行う必要があります。

特に精神障害の方などは環境の変化や、やることの多さから体調を崩さないように注意してください。

一人暮らしする前に1日の流れをシミュレーションして、毎日やっていけそうかを想像しておくのがおすすめです。

一人暮らしでは「宅食」と「洗濯乾燥機」がおすすめ

実際に筆者が一人暮らししてきた中で、おすすめしたいものを2つご紹介します。

筆者は就労移行支援ではなく、就労継続支援A型を利用していました。

  • 宅食
  • 洗濯乾燥機

です。

利用してみて、かなり節約できたり、生活がグッと楽になってストレス減ったりしたので、すごくおすすめです。

↓昼食代無料の事業所3つも紹介↓
昼食提供ありの事業所は6割

ヨシケイの宅食「冷凍弁当シンプルミール」

ヨシケイの宅食(冷凍弁当シンプルミール)
ヨシケイの冷凍弁当シンプルミール

宅食とは、自宅まで食材や弁当を持ってきてくれるサービスです。

ヨシケイは全国対応で送料無料です。

特にヨシケイのシンプルミールは、1食わずか350円と宅食のなかでも激安です。

冷凍ですが味はおいしく、栄養士が献立を考えているので栄養バランスも申し分ありません。

ご飯だけ炊いておけば、2~5分電子レンジでチンしてすぐ食事ができるので、すごく楽です。

アイリスオーヤマの洗濯乾燥機

アイリスオーヤマの洗濯乾燥機
引用元:https://www.irisohyama.co.jp/washing-machine/hdk832a/

11万円ほどで買える洗濯乾燥機です。

初期費用は痛いですが、洗濯から乾燥までを圧倒的に楽にしてくれます。

洗濯物を干すのって、なかなかおっくうではありませんか?

私は相当めんどうくさく感じていました。

でも、洗濯乾燥機を使い始めてから、毎日がすごーく楽です。

ボタンを数回押すだけで乾燥までしてくれます。

雨の日でも服が乾きます。

電気代は毎日使って月1,500~2,000円ほどです。

まとめ

  • 少数だが、一人暮らしをしながら就労移行支援に通う人はいる
  • グループホームという選択肢もある
  • 生活費は貯金、仕送り、障害年金、失業保険などで、まかなう必要がある
  • 一人暮らしするなら経済面、精神面で入念なシミュレーションを

お金がほとんどもらえない就労移行支援では、正直一人暮らしは大変です。

ただ、貯蓄や給付金、仕送りなどをうまく活用すれば一人暮らしも全く不可能ではありません。

当記事が参考になれば幸いです。

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