就労移行支援

就労移行支援5社カリキュラム比較!一日の流れ・スケジュールも

ヤンネコ

就労移行支援って何をするの?

カリキュラムや一日の流れを教えて?

おすすめ事業所5社のカリキュラム、一日の流れ、スケジュールを比較してみよう。

ガイドさん

就労移行支援は一日4~6時間、週5日通うのが一般的ですが、施設によっては一日1時間や週1回から通うことも可能です。

大手・中堅の就労移行支援事業所5社の「カリキュラム」「一日の流れ」「週間スケジュール」をまとめました。

「一般型」「専門スキル特化型」2種類の違いについても解説しています。

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当サイトの情報は記事執筆時点で収集したものです。厚生労働省等の情報を参考にしていますが内容を保証するものではありません。詳しくは各自治体や事業所等へお尋ねください。

就労移行支援5社!カリキュラム/スケジュール比較

大手や中堅5社のカリキュラムの特徴は、以下の通りです。

どの就労移行支援事業所も、人気が高くおすすめできます。

カリキュラムの特徴【5社比較】
事業所名カリキュラムの特徴
ココルポートプログラム数が圧倒的(500種類以上)
ミラトレ午前の講座+午後の疑似就労
SAKURA(サクラ)実際の職場とほぼ同じ訓練環境
ウェルビー就活集中コースあり
就労移行ITスクールIT特化型(Webデザイン&エンジニアの2コース)
ガイドさん

全国に複数施設がある事業所は、施設ごとにスタッフのレベルや雰囲気も異なるよ。

後悔しないよう、通う前に2~3施設は見学しておこう!

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1.ココルポート

就労移行支援事業所ココルポート
引用元:https://www.cocorport.co.jp/lp-af

ココルポートは、人気の高い大手就労移行支援事業所です。

ガイドさん

全国65施設あるよ。家の近くの施設を探してみよう。

eラーニングも取り入れた500種類以上の豊富なプログラムがあります。

カリキュラムは以下の通りです。

カリキュラム/訓練内容の例
カテゴリトレーニング例
パソコンWord/Excel
資格対策
タイピング
Illustrator,Photoshop
HTML,PHP,Java,C言語,SQL
ビジネスマナー挨拶、敬語
身だしなみ
電話対応、来客対応
報連相
メイク講座
その他の講座簿記3級
ビジネス英会話、中国語
セクハラ対策
コミュニケーションSST(社会生活技能訓練)
JST(職場対人技能訓練)
グループワーク
運動/リラックスダンス
農作業
ウォーキング
音楽療法
アロマテラピー
就活サポート模擬就労
職業適性検査
企業見学&実習
ハローワーク・面接同行
履歴書&職務経歴書作成
模擬面接

※上記のサービス内容は一部です。施設によりカリキュラム・プログラム内容が異なることがあります。見学にて、ご確認ください。

ガイドさん

興味のあるプログラムにだけ参加できるよ。

コミュニケーション苦手な人など、希望者は個別訓練もできるよ。

おそらく全国の就労移行支援事業所のなかで、最もカリキュラムが豊富だよね‥。

ヤンネコ

パソコン基礎スキル、コミュニケーションスキル、ビジネスマナーなど、就職に必要な訓練が一通りそろっています。

就活サポートもとても充実しており、就職実績も全国トップクラスです。

ココルポートの就職実績
就職者数1施設あたり10名以上
※全国平均は約3名
職場定着率約90%
※ハローワークから就職した障害者の全国平均は約68%

※定着率は就職6ヶ月後です。ココルポートの定着率は2020年度実績です。

※参照:就職者数の平均|社会福祉施設等調査、定着率の平均|障害者職業総合センター

「昼食無料&交通費支給」という金銭的にもうれしいサポートがあります。

↓ココルポートをさらに詳しく
ココルポート評判・支援内容・就職実績

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ココルポートの一日の流れ

午前と午後にそれぞれプログラム(※1)が用意されていますが、個別訓練として、自分の好きな訓練も進められます。

※1:具体例「午前:初心者PC講座」「午後:説明力を身につけよう」など

一日の流れ【例】
時間内容
10:00朝礼、ラジオ体操
10:00~12:00午前の訓練
12:00~13:00昼食
13:00~15:00午後の訓練

※一日の流れは、施設ごとに異なる可能性もあります。見学時にご確認ください。

昼休みは、他の利用者としゃべったり、一人で音楽を聴いたりなど、自由に過ごせます。

ランチは無料提供されますが、弁当を持参したり、外食したりもできます。

ココルポートの週間スケジュール

土曜日の余暇活動は「卓球」「ゲーム」「雑貨づくり」など、各施設で様々なレクリエーションを行っています。

リフレッシュだけでなく、コミュニケーション訓練にもなります。

ガイドさん

余暇活動は自由参加だよ。

週間スケジュール【例】
プログラム
午前文章力アップ講座
午後SST(ストレス状況から離れる)
午前模擬就労(社員証作成)
午後模擬就労(社員証作成)
午前スケジュール管理
午後訓練なし
午前気持ちの整理術
午後ビジネスマナー
午前PCプログラム
午後振り返り面談
午前タイピング選手権

※上記のサービス内容は一部です。カリキュラム内容は各センターによって異なります。

週1~2回から通うことができます。

「午前のみ」「午後のみ」の半日利用も可能です。

↓ココルポートをさらに詳しく
ココルポート評判・支援内容・就職実績

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2.ミラトレ

就労移行支援事業所ミラトレ
引用元:https://mirai-training.jp/lp/page-a/001.html

ミラトレも人気の高い就労移行支援事業所です。

非常に優秀な就職実績を誇っています(後述)。

ココルポートほどのプログラム数はありませんが、洗練された「即戦力人材」を育てるためのカリキュラムが組まれています。

カリキュラム/訓練内容の例
カテゴリトレーニング例
社会生活障害理解
自己理解
生活リズムを整える
通所できる体力づくり
勤怠ルールの順守
メンタルケア
基本コミュニケーション
ビジネスPC講座
ビジネスマナー
職場コミュニケーション
グループワーク
疑似就労
パソコンで書類作成
発表・プレゼン練習
実践プレゼン実習
面接会への参加
オフィスワークボランティア
就活サポート職場実習・企業見学
職業適性検査
職種・企業研究
就職相談
面接訓練・模擬面接
履歴書・職務経歴書の作成
求人検索
求人票の読み取り方

※上記のサービス内容は一部です。カリキュラム内容は各センターによって異なります。

ガイドさん

同じ会社が運営する「dodaチャレンジ(障害者転職サービス)」と連携して、業界最大級の求人が見られるよ。

運営会社パーソルダイバースの実際の仕事も体験できます。

就職実績も、全国トップクラスです。

ミラトレの就職実績
就職率95.6%
※全国平均は50~60%
職場定着率97.5%
※ハローワークから就職した障害者の全国平均は約68%
利用期間平均1年で就職
※全国平均は1年4か月

※定着率は就職6ヶ月後です。

※いずれも全国平均との比較は参考値です。

※参照:就職者数・利用期間の平均|社会福祉施設等調査、定着率の平均|障害者職業総合センター

就職率が高く、就職までが早いのも特徴です。

「最短で」「より確実に」就職したい人におすすめです。

↓ミラトレをさらに詳しく
ミラトレの評判・支援内容・就職実績

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ミラトレの一日の流れ

訓練時間は1日5時間ほど、半日通所も可能です。

一日の流れ【例】
時間内容
10:00~10:10朝礼・体操
10:10~12:00各種講座
12:00~13:00昼休憩
13:00~13:30自習(PC訓練や就活準備など)
13:30~15:45疑似就労
15:45~16:001日の振り返り

※時間割は各センターにより異なることがあります。

就活段階に入った人は、講座の時間なども就活準備(※1)にあてられます。

※1:応募書類作成や企業研究など

ミラトレの週間スケジュール

とある1週間のカリキュラムを例に、ミラトレの週間スケジュールを紹介します。

午前に「講座」が受けられ、午後は「実践的な疑似就労」の時間になっています。

ガイドさん

毎週、異なるプログラムが用意されているよ。

週間スケジュール【例】
午前プログラム
【メンタルケア講座】
セルフマネジメント2
【就活講座】
模擬面接会1
【就活講座】
模擬面接会2
【ビジネス講座】
ビジネスメール
【ビジネス講座】
電話応対

※参照:ミラトレ川口 月間予定表(2022年11月)

午後の疑似就労では、「一般企業に近い業務」を「総務部」「企画広報部」などの部署に分かれて行います。

上司をスタッフ、他の利用者を同僚、と見立てて行う本格的な訓練です。

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ミラトレの評判・支援内容・就職実績

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3.SAKURA(サクラ)

就労移行支援事業所SAKURA(サクラ)
引用元:https://socat.jp/sakura_lp2/index.html

SAKURA(サクラ)は、全国に17か所ある就労移行支援事業所です。

実際の職場と「ほぼ同じ環境・スケジュール」で訓練できるのが最大のメリットです。

ガイドさん

受注業務では、工賃がもらえることもあるよ。

カリキュラム/訓練内容の例
カテゴリトレーニング例
パソコンタイピング
Excel,Word
資格取得
グループワークグループディスカッション
イベントの企画・運営
アサーション
リフレーミング
セルフケアストレス対処
金銭管理
長期休みの過ごし方
栄養バランスの摂れた食事
ビジネスマナー挨拶
身だしなみ
メモの取り方
来客対応
作業受注作業(データ入力、封入等)
郵便仕分け
納品書作成
電卓計算練習
シール貼り
押印
就活サポート応募書類作成
面接練習
企業見学
職場実習

※上記のサービス内容は一部です。カリキュラム内容は各センターによって異なります。

上記のほかにも「発達障害の傾向に適した就労支援プログラム」「事務サポートプログラム」など、様々なプログラムが用意されています。

SAKURA(サクラ)は「職場定着率は全施設100%」という非常に優秀な実績も持っています。

一日の流れ【例】
時間内容
10:00~10:15朝礼・体操
10:15~12:00各種講座
12:00~13:00昼休憩
13:00~13:15ストレッチ
13:15~14:45作業や研修1
14:55~15:30作業や研修2
15:30~15:45業務リポート記入
15:45~16:00夕礼

※午前の講座は、間に10分休憩を1回はさみます。

※時間配分は各センターによって異なります。随時面談を実施しています。

週間スケジュール【例】
プログラム
午前生活(生活リズムの整え方)
午後事務補助研修
午前障害特性理解
午後作業、アイスブレイク
午前元気回復行動プラン
午後パソコン研修
午前面接練習
午後SST、パソコン研修
午前ビジネスマナー
午後行事の企画・運営

※カリキュラム内容は各センターによって異なります。

東京、埼玉、福岡、群馬、山梨、長野、新潟、富山にお住まいの方、よかったら見学してみてください。

4.ウェルビー

就労移行支援事業所ウェルビー(welbe)
引用元:https://www.welbe.co.jp/

ウェルビーは全国各地に拠点を持つ大手就労移行支援事業所です。

未経験の職種を希望した人のうち、70%以上が就職成功しています。

ガイドさん

アマゾンジャパン、日本年金機構、KDDIなど、大企業や行政機関への就職実績もあるよ。

カリキュラム/訓練内容の例
カテゴリトレーニング例
パソコンタイピング
Word
Excel
PowerPoint
データ入力
作業ゼムクリップ
電卓問題
郵便物仕分け
組み立て解体
コミュニケーショングループワーク
グループディスカッション
SST
JST
ビジネスマナー身だしなみ
挨拶/敬語
名刺の受け渡し
電話・来客応対
その他オフィスワークシミュレーション
ウォーキング

※上記のサービス内容は一部です。カリキュラム内容は各センターによって異なります。

就労に必要な一通りのトレーニングが用意されています。

一日の流れ【例】
時間内容
10:00~10:10朝礼
10:10~11:10ペン字練習
11:10~12:00PC基礎
12:00~13:00昼休憩
13:00~15:00グループワーク
15:00~15:30個別課題

※時間割は各センターにより異なることがあります。

週間スケジュール【例】
プログラム
午前軽作業
午後パソコン訓練
スキルアップトレーニング
午前グループティスカッション
午後認知行動療法プログラム
スキルアップトレーニング
午前ソーシャルスキルトレーニング
午後ビジネスマナー
午前就活プログラム
午後グループワーク
午前模擬就業
午後ウォーキング
スキルアップトレーニング
午前土曜スペシャル
午後自習

※カリキュラム内容は各センターによって異なります。

5.就労移行ITスクール

就労移行ITスクール
引用元:https://itschool-lp.logz.co.jp/

北海道から九州まで全国展開しているIT特化型の就労移行支援事業所です。

IT特化型なのでIT系の学習がメインですが、コミュニケーション講座・就活講座などもあります。

ガイドさん

就職先は41.1%がIT職、26.1%が事務職だよ。

カリキュラム/訓練内容の例
カテゴリトレーニング例
WebデザインHTML/CSS
Photoshop
Illustrator
プログラミングRuby
Python
動画編集PremierePro
AfterEffect
PC基礎Word
Excel
PowerPoint
その他資格取得
応募書類添削
企業見学
職場実習

※上記のサービス内容は一部です。カリキュラム内容は各センターによって異なります。

元エンジニアやデザイナーなど、専門スキルを持ったスタッフがサポートしてくれます。

一日の流れ【例】
時間内容
10:00~10:20朝礼
10:20~11:00セルフケアチェック
11:00~12:00動画編集講座
12:00~13:00昼休憩
13:00~14:40ストレッチ&午後訓練
14:40~15:00掃除&夕礼

※時間割は各センターにより異なることがあります。

朝礼では、その日の訓練内容の確認や目標共有を行い、セルフケアチェックで体調管理について報告します。

夕礼では、日報記入したりスタッフからの連絡を聞いたりします。

週間スケジュール【例】
プログラム
午前PCスキルアップ
個別課題
午後ビジネスマナー
個別課題
午前ストレスコントロール
グループワーク
午後SST
個別課題
午前特別プログラム
個別課題
午後訓練なし
午前PCスキルアップ
個別課題
午後書道
個別課題
午前SST
グループワーク
午後運動プログラム
個別課題

※参考:就労移行ITスクール新大阪/大阪梅田

Webデザインやプログラミングに興味のある方は、以下もお読みください。

就労移行支援事業所は2種類

ガイドさん

各就労移行支援事業所は、カリキュラムやサービス内容の違いから2種類に分けられるよ。

自分はどちらに合っているか検討してみよう!

幅広いプログラムを受けられる「一般型」と、専門スキル習得に特化した「専門スキル特化型」に分けられます。

今回紹介した5社の分類は以下の通りです。

一般型専門スキル特化型
ココルポート
ミラトレ
SAKURA(サクラ)
ウェルビー
就労移行ITスクール

全国的には、「一般型」の就労移行支援事業所が大半です。

「一般型」「専門スキル特化型」という分け方は公式の分類ではなく、便宜上の一般的な分類です。

一般型に向いている人

一般型では、就職に必要なカリキュラムをバランスよく受けられます。

どの就職先でも役立つ、幅広い基礎スキルを身につけられます。

主なプログラム内容

・パソコン訓練
(基礎スキル、Word/Excelなど)

・コミュニケーション訓練

・ビジネスマナー

・セルフケア(体調管理)

・障害理解

就職のための「応募書類添削・面接練習」「企業見学」「職場実習」などのサポートも充実しています。

専門スキル特化型より、学習のハードルは低めです。

A君

コミュニケーションが苦手、基本的なビジネスマナーも知らない‥。

高度なスキルが必要な専門職を目指すつもりはない。

Bさん
C君

体調管理が自信ないから、セルフケアをしっかり学びたい‥。

といった人に、一般型はおすすめです。

「自分の障害の伝え方」を学びたい人や、運動プログラム、レクリエーションに参加したい人にもおすすめできます。

専門スキル特化型に向いている人

専門スキル特化型では、ITやデザインなどの専門スキルに特化したカリキュラムが用意されています。

プログラマー、Webデザイナーなど専門職で役立つスキルを身につけられます。

主なプログラム内容

・プログラミング

・Webデザイン

・デザイン

・動画編集

全国的にはわずかですが、施設によっては会計、マーケティングなどのカリキュラムも用意されていることがあります。

ビジネスマナー訓練など、最低限の就職サポートは受けられますが、専門スキルの習得がメインなので「一般型」ほど手厚くはありません。

A君

基本的なパソコンスキルはある。プログラマーとして就職したい。

コミュニケーションやビジネスマナーの訓練に、あまり時間かけたくない‥。

Bさん

といった人に、専門スキル型はおすすめです。

ただし、就労移行支援のカリキュラムをこなして身につくのは「最低限の専門スキル」だと思ってください。

即戦力レベルで働けるようになるには、積極的な自習も欠かせません。

調べたら見学してみよう!

施設選びはとても大切です。

いろんな施設のHPや口コミを見ることをおすすめします。

しっかり調べた後は実際に見学してみましょう。

ガイドさん

「どんなスタッフがいるか?」「施設内の雰囲気は?」など、実際に行ってみて初めて分かることがあるよ。

当記事が参考になれば幸いです。

-就労移行支援