就労移行支援 就労継続支援A型 就労継続支援B型

就労移行支援と就労継続支援A型B型の違い!評判や口コミも

就労支援サービス(就労移行支援事業所、就労継続支援A型事業所、就労継続支援B型事業所)の選び方フローチャート
※上記は、かなり大雑把なフローチャートです。違いをよく理解して選びましょう。
ヤンネコ

就労移行支援と就労継続支援の違いって何?

わかりやすく教えて~。

就労移行支援は「就職特化の訓練を受けられる支援」で、就労継続支援は「働く場を提供してもらう支援」という違いがあるよ。

もっと簡単に言えば・・

就労移行支援事業所は「就職訓練の場」、就労継続支援事業所は「働く場」だね。

どちらも「就職困難な障害者」を対象としている点は同じ。

他にも「就労移行支援は、基本的にお金がもらえず、原則2年の期限がある」「就労継続支援は、お金がもらえて何年も働き続けられる」などの点で違うよ。

ガイドさん

障害福祉サービスの就労支援は、「一般企業などで働くのが難しい障害者」が対象です。

就労支援には「就労移行支援」と「就労継続支援」があります。

  • 就労移行支援事業所とは?

    主に「2年以内に就職したい障害者」を対象とした就職特化型の就労支援事業所です。週1~5日通って訓練を受けますが、労働ではないので、給料や賃金はもらえません。就労支援の中で最も就職に強いのが特徴です。

  • 就労継続支援事業所とは?

    主に「働く場/社会参加の場がほしい障害者」が利用する就労支援事業所です。週1~5日通って働きますが、給料や工賃と呼ばれるお金がもらえます。利用期限はなく、何年も働き続けられるのが特徴です。

さらに、就労継続支援には、就労継続支援A型と就労継続支援B型の2種類があります。

就労継続支援A型事業所を「A型事業所/A型作業所」、就労継続支援B型事業所を「B型事業所/B型作業所」と呼ぶ人もいます。

  • 就労継続支援A型事業所とは?

    雇用契約を結び、パートとして1日3~6時間ほどの短時間就労を行います。週3~5日ほどの通所が必要で、月6~10万円の給料が出るのが特徴です。軽作業など簡単な仕事を行います。B型作業所より安定した通所が必要で、比較的軽度の障害者が多く通っています。

  • 就労継続支援B型事業所とは?

    雇用契約を結ばずに、1日1~6時間ほどの短時間作業を行います。週1~5日ほど通所して、月1~2万円の工賃が出るのが特徴です。軽作業など簡単な作業を行います。A型作業所ほど安定した通所が必要ではなく、比較的重度の障害者が多く通っています。

表現の都合で「比較的重度/軽度の障害が多く通っている」と書きましたが、A型作業所でも重度の障害者が通っていたり、B型作業所でも軽度の障害者が通っていたりもします。

それぞれの違いを比較してみました。

就労移行支援と就労継続支援A型B型の違い
就労移行支援就労継続支援
利用目的就職や就職後の職場定着働く場や収入の確保
おすすめな人2年以内に就職して、就職後の仕事も長続きさせたい人、かつ通所中は収入なしでも大丈夫な人A型:週3~5日の通所が可能でアルバイト並みの給料がほしい人

B型:就労移行支援や就労継続支援A型に通所するのも難しい人
年齢制限18~64歳(※1)A型:18~64歳(※1)
B型:18歳~
雇用契約なしA型:あり
B型:なし
平均賃金基本なしA型:79,625円(給料)
B型:15,776円(工賃)
やること就職特化の訓練
ビジネスの基本スキルや、PCスキル、その他作業スキルの習得、グループワーク、障害理解など就職特化の訓練
軽作業などの仕事
データ入力、部品検品、接客・販売、手芸・雑貨づくり、パン・ケーキ作り、清掃、プログラミング、WeBデザインなど
訓練/作業の難しさ比較的簡単だが、レベルの高い訓練もありA型:一般企業より簡単だが、B型より少し難しい
B型:最もやさしい
就職者数非常に多いA型:少ない
B型:少ない
就職後の定着率非常に高い普通
就職サポート手厚い手厚くない
利用日数週1~5日ほどA型:週3~5日ほど
B型:週1~5日ほど
1日の
利用時間
2~6時間ほどA型:3~6時間ほど
B型:1~6時間ほど
利用期限原則2年まで制限なし
利用期間就職者は平均1年4か月
(最短2~3か月で就職)
何年も働き続ける人が多い
利用料金低収入の人は無料低収入の人は無料
有給休暇なしA型:あり
B型:なし
入所のしやすさ入所しやすいA型:入所しやすい
B型:最も入所しやすい
事業所数3,301施設A型:3,929施設
B型:13,355施設
利用者数40,288人A型:89,351人
B型:359,732人

※1:18歳未満や65歳以上でも利用できる場合があります。条件は後述します。

※「事業所数」「利用者数」は令和2年のデータです。参照:厚生労働省(障害福祉サービス等事業所の状況)

基本的には「就労移行支援施設」同士、「就労継続支援施設」同士、「就労移行支援施設と就労継続支援施設」、「A型事業所とB型事業所」など複数の就労支援事業所を併用・掛け持ちすることはできません。

当記事では「就労移行支援と就労継続支援A型B型の違い」を1つ1つわかりやすく解説します。

それぞれの「メリット・デメリット」「利用条件」なども要チェックです。

最後には、それぞれの就労支援の「口コミ・体験談、評判の違い」もあるので、よかったらご覧ください。

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当サイトの情報は記事執筆時点で収集したものです。厚生労働省等の情報を参考にしていますが内容を保証するものではありません。詳しくは各自治体や事業所等へお尋ねください。

就労移行支援と就労継続支援A型と就労継続支援B型の違い

ヤンネコ

自分にどの就労支援施設が合っているのかわからない・・

違いがわかりにくいよね。

3つの就労支援サービスの違いをよく理解して、自分に合った支援を見つけよう!

ガイドさん

「就労移行支援事業所」と「就労継続支援A型B型事業所」の違いを比較しながら、1つ1つ解説します。

上の「もくじ」をタップ/クリックして、気になる項目だけ読むこともできます。

「特徴」や「メリット/デメリット」の違い

就労移行支援と就労継続支援A型B型、それぞれの違いを中心に「特徴」や「メリット・デメリット」をざっくり解説します。

以下のメリットは、どの就労支援施設にも共通しています。

  • 一般企業で働けない人でも通える
  • 障害者として配慮してもらえる
  • 社会復帰の一歩になる
  • 居場所になる
  • 生活リズムが整う
  • 無料または低料金

違いを見ていきましょう。

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※2024年現在までの累計就職者数

就労移行支援の特徴とメリット/デメリット

就労移行支援事業所の特徴は以下の通りです。

  • 就職訓練や就職サポートに特化
  • 就職率や定着率が一番高い
  • カリキュラムが豊富
  • 週1日から通える事業所もある
  • 賃金は基本なし(※1)
  • 2年の利用期限がある(※2)

※1:ごく一部の就労移行支援事業所では月額1~2万円ほどの工賃が支払われる場合があります。

※2:延長や期間リセットによる再利用が認められる場合もあります。

就職訓練に特化しているので、就職率が高く、就職後の仕事も長続きしやすいのが、最大のメリットです。

就職後の定着支援も充実しています。

就労支援サービスの中で圧倒的に就職に強いのが、就労移行支援の特徴といえます。

デメリットは「給料なし」「2年までしか利用できない」です。

↓実はお金がもらえる事業所もあります↓
工賃が出る就労移行支援事業所も‥

↓「障害年金」「失業保険」「生活保護」「傷病手当金」などについて。(就労移行支援の記事ですが、A型やB型を検討している人も参考になるかと・・)

↓17の方法や制度を紹介!↓
お金がない人向けの給付金制度

就労継続支援A型の特徴とメリット/デメリット

就労継続支援A型事業所/A型作業所の特徴は、以下の通りです。

  • 月6~10万円の給料がもらえる
  • 訓練でもあるが仕事でもある
  • 週3~5日の通所が必要(※1)
  • 就職率や定着率は高くない
  • 就職サポートは乏しい

※1:最低利用日数は事業所によって異なります。

雇用契約があり、月6~10万円の給料がもらえるのが、最大の特徴でありメリットです。

就労移行支援に比べて就職率や定着率が低いこと、B型と違い「週3~5日」通所が必要なところなどがデメリットといえます。

就労継続支援B型の特徴とメリット/デメリット

就労継続支援B型事業所/B型作業所の特徴は、以下の通りです。

  • 雇用契約なし
  • 月1~2万円の工賃がもらえる
  • 作業は比較的簡単
  • 週1日、1時間から通えるところもある
  • 利用者数/事業所数が多い
  • 65歳以上も利用できる(※1)
  • 就職率や定着率は高くない

※1:就労移行支援事業所や就労継続支援A型事業所の場合、65歳以上の人は条件付きで利用可能です。条件は後で述べます。

「A型作業所」「就労移行支援事業所」に通えないほどの体調・障害の人でも通えることが最大のメリットです。

体調に合わせて柔軟に通所できるのもB型作業所の特徴です。

「就職率が最も低い」ことや、A型作業所と比べて賃金が低いことがデメリットといえます。

向いている人/向いていない人の違い

特徴やメリット/デメリットの違いをふまえながら、どんな人に向いているのかまとめてみました。

就労移行支援、就労継続支援A型B型に共通していえるのは「一般企業などで働くのが難しい障害者」であることです。

「就労支援が勤務時間の増加や復職等に有効であること」などの条件を満たせば、在職中(働きながら・休職中)でも働ける場合があります。

就労移行支援に向いている人

就労移行支援事業所に向いているのは、以下のような人たちです。

A君

とにかく早く就職して不安定な生活から抜け出したい。できれば就職後も仕事を長続きさせたい。通所中の生活費は何とか確保できそう・・。

就労移行支援は「今すぐは無理だけど、できれば早めに就職したい人」におすすめできます。

とにかく「就職支援」が充実しているからです。

最短2~3か月で就職できたという口コミもあります。

ただし、「家族からの援助」「貯金」「失業保険」等で、通所中の生活費をまかなえない人には向いていません。

大半の就労移行支援事業所では、給料や工賃が出ないためです。

就労継続支援A型に向いている人

就労継続支援A型事業所に向いているのは

Bさん

一般就労は遅くなってもいい。それより、今すぐバイト並みの収入が欲しい!

といった人たちです。

「一般企業やアルバイトで働くのは難しいけれど、今すぐ収入が欲しい人」に最適です。

就職支援なしで、自力で就職できる人なら大丈夫ですが、「誰かに就職支援してほしい人」なら、就労移行支援をおすすめします。

  • 早めに就職したい人
  • 就職したいが自力は難しい人
  • 週3~5日通えない人

の場合、A型作業所は向いていません。

就労継続支援B型に向いている人

就労継続支援B型事業所に向いているのは

A君

社会参加したいけど、就労移行支援や就労継続支援A型に通うのも難しい・・

といった人たちです。

通所制限が緩く、障害の重い人たちも多く通っています。

就労移行支援や就労継続支援A型に通える人であれば、B型作業所は向いていません。

「就職面」「収入面」でメリットが大きいので、就労移行支援やA型に通うのがおすすめです。

B型作業所は就労支援の最後の砦ともいえます。

利用者の目的/目標の違い

それぞれの支援を利用する目的/目標は、以下の通りです。

利用者の主な目的/目標
就労移行支援・就職や就職後の職場定着
就労継続支援A型・A型作業所での就労継続
・生活費の確保
・就職
就労継続支援B型・B型作業所での訓練継続
・就労移行やA型へのステップアップ
・就職

就労移行支援では、ほぼ全員が「就職」を目標にしている一方・・

A型事業所やB型事業所では「作業所で働き続けること」自体を目標にしている人もいます。

就労移行支援事業所ほど多くはありませんが、就労継続支援A型や就労継続支援B型から一般就労を目指す人もいます。

訓練内容/仕事内容の違い

就労継続支援A型とB型とでは、作業内容は大きく変わりません。

A型作業所では、B型より少し難しい仕事を行っているくらいです。

対して・・

就労移行支援と就労継続支援とでは、大きな違いがあります。

就労移行支援と就労継続支援の作業の違い
就労移行支援就労継続支援
内容就職特化の訓練軽作業などの生産活動
特徴独自のカリキュラムや訓練システム一般企業からの受託や自社の仕事
選択の自由度カリキュラムが豊富仕事なので選べないことも多い
就職サポートありなし(※1)

※1:事業所によっては就職サポートまで行っているところはありますが、基本的に就労移行支援事業所のほうがサポートは手厚いです。

就労移行支援では「利用者のスキルアップのためのトレーニングや講座」が行われるのに対し

就労継続支援では「売り上げにつながる作業」が主に行われます。

就労継続支援では、日々与えられた作業をこなしていくイメージです。

A型作業所やB型作業所では、主に内職などの軽作業を行います。施設外就労といって、一般企業へ出向いて仕事をすることもあります。

一方、就労移行支援では、利用者ごとにカスタマイズされた訓練を本人のペースで進めていきます。

訓練内容の例【就労移行支援事業所】

就労移行支援の訓練例は以下の通りです。

  • 社会スキル系

    コミュニケーション訓練、感情コントロール、運動プログラム、通勤訓練、障害理解、生活リズム安定、セルフケアなど

  • ビジネススキル系

    ビジネスマナー、電話対応/来客対応、タスク管理、履歴書の添削、敬語や報連相、面接練習など

  • 専門スキル系

    タイピング、Word/Excel、Web制作、プログラミング、デザイン、農作業、清掃、接客、調理、軽作業、簿記、ビジネス英会話など

就労移行支援事業所でも、訓練の一環として、一般企業から委託された軽作業等を行うことがあります。

事業所ごとにカリキュラムやレベルは大きく異なります。

就労移行支援では、コミュニケーション能力アップから、ビジネスマナー、プログラミングまで就職のための幅広いプログラムが用意されています。

事業所ごとに訓練内容が異なるので、HP等でチェックしてみてください。

このほか・・

  • 就職相談
  • 求人探しの手伝い
  • ハローワークへの同行
  • 職場実習の手配
  • 独自求人の紹介

職場実習とは、3日~数か月ほど、一般企業に通って、実際の業務を体験してみる訓練のことです。企業実習、インターンなどと呼ばれることもあります。

などの就職サポートを行う事業所も多くあります。

作業内容の例【就労継続支援事業所】

就労継続支援A型B型の作業内容/仕事内容の例は以下の通りです。

  • データ入力
  • 部品検品
  • お菓子の箱折
  • カフェ等での接客、販売
  • ネットオークションへの出品
  • 手芸/雑貨づくり
  • パンやクッキーづくり
  • 清掃
  • IT(プログラミング、Webデザイン)
  • イラスト作成
  • eスポーツ

基本的には、内職が大半です。

しかし、近年はWebデザインなどのIT系、eスポーツなど行う事業所も、少しずつですが、増えてきました。

就職者数/就職率/定着率の違い

就労移行支援と就労継続支援の就職面における違いを比較していきます。

結論としては、就職面では「就労移行支援>>>A型>B型」です。

就職者数・就職率の違い

就労移行支援は「就職&職場定着」支援に特化しているため、一般就労する人がたくさんいます。

就労移行支援と就労継続支援の就職者数

就労移行支援事業所、就労継続支援A型事業所、就労継続支援B型事業所の就職者数の違いグラフ

※平成30年10月~令和元年9月の1年間での就職者数です。

※参照:厚生労働省(障害者の就労支援について)

1年間の
就職者数
利用者数
就労移行支援13,288人40,062人
就労継続支援A型4,185人86,031人
就労継続支援B型4,446人332,487人

※利用者数は令和元年9月時点のデータです。

※過去数年の間に入所した利用者数に対して、就職者数は過去1年間なので、「就職率=1年間の就職者数/利用者数」ではありません。

※参照:厚生労働省(社会福祉施設等調査)

就労移行支援は利用者数が一番少ないにも関わらず、1年間の就職者数がA型・B型の約3倍です。

ガイドさん

次は、サービス終了者あたりの一般就労移行率(就職率)を見てみよう!

「就職者数/サービス利用終了者数」で計算した各就労支援サービスの就職率の違いは以下の通りです。

就労支援サービスの就職率比較

就労移行支援事業所と就労継続支援A型事業所と就労継続支援B型事業所の就職率(一般就労移行率)比較グラフ

※サービス利用終了者に対しての就職者割合です。

※参照:厚生労働省(一般就労への移行者数・移行率の推移)

就労移行支援54.7%
就労継続支援A型25.1%
就労継続支援B型13.2%

上記は「就職希望者」以外や「就活しなかった人」も分母(サービス利用終了者)も含まれるので、全体的に数値が低めに出ています。

例えば就活した人に限れば、就労移行支援の就職率は70~80%ほどになると予想されます(※1)。

ガイドさん

計算方法が違うから厳密な比較はできないけど、就労支援以外も含めた障害者全体の就職率は46.2%だよ(※2)。

※1:利用者のうち就活した人が7~8割いる想定で計算しています。詳しくは就活した人に限れば就職率70~80%?をご覧ください。

また、上で紹介した「就職率比較グラフ」は、サービス利用期間の違いが考慮されていません。

ガイドさん

平均利用期間は「B型事業所 > A型事業所 > 就労移行支援事業所」だよ。

年間あたりに換算すると、利用者に対しての就職率はもっと大きな差になるよ。

「1年間にどのくらいの人が就職したか?」の割合を利用者比で計算しなおすと、就労移行支援はA型の約7倍B型の約25倍となります。

利用者に対しての年間就職者割合

就労移行支援事業所と就労継続支援A型事業所と就労継続支援B型事業所の利用者に対する年間就職者割合比較グラフ

※就労移行支援は就労継続支援に比べて利用者の平均利用期間が短いので、年間あたりに換算すると差が広がる。

※就職者数は令和元年10月1日から前年1年間、利用者数は令和元年9月時点の数値。

※参照:厚生労働省(社会福祉施設等調査)

ヤンネコ

なんか難しいな‥。

つまりどういうこと?

同じ期間、同じ利用者数に換算すると「圧倒的に就労移行支援からの就職者数が多くて、次に就労継続支援A型が多い」ってことだよ。

ガイドさん

ただし、A型事業所やB型事業所からも一般就労へ移行する人は一定数います。

「就労継続支援だから就職を目指してはいけない」というわけではありません。

↓就職率の高い事業所の特徴
就職率の高い就労移行支援事業所の特徴5つ

就職後定着率の違い

以下のグラフは、ハローワークから就職した障害者約5000人を対象とした調査結果です。

就職1年後の職場定着率を表しています。

障害者の平均が58.4%なのに対し、A型事業所、B型事業所はあまり変わらず、就労移行支援事業所だけ82.3%と突出しています。

就職後1年の定着率
就労移行支援82.3%
就労継続支援A型59.0%
就労継続支援B型59.2%
障害者平均58.4%

つまり・・

就労移行支援を受けて就職した人は仕事も長続きしやすい!

ガイドさん

と言えます。

「仕事を長続きさせるためのプログラム」「就職後の定着支援が手厚い」などが理由です。

↓定着支援はいつまで?↓
就労移行支援の定着支援

A型作業所、B型作業所は障害者全体の職場定着率とほぼ変わりません。

利用満足度の違い

下記は、先ほどとは別の調査結果です。

各就労支援施設に対する就職者の満足度を表しています。

満足度
就労移行支援94.6%
就労継続支援A型95.3%
就労継続支援B型97.5%

※就職者のうち支援機関が「役に立った」と答えた人の割合です。

※各就労支援サービスを利用した就職者(移行:206人、A型:64人、B型:40人)を対象とした調査結果です。

※参照:障害者職業総合センター

いずれの就労支援サービスも、満足度90%以上と非常に高い結果が出ています。

利用条件/対象者の違い

就労移行支援、就労継続支援A型B型の利用条件や対象者の違いを解説します。

いずれの就労支援施設も、医師の意見書等があれば、障害者手帳なしでも、グレーゾーンの方でも利用できます(※1)。

ガイドさん

対象者に該当するかわからない場合は、お住いの市区町村役場障害福祉課で確認してみよう。

ちなみに、基本的に就労支援施設同士は併用できないよ。

※1:障害年金証明書、自立支援医療受給者証、特別支援学級/特別支援学校の利用実績などで利用できることもあります。一部の地域では障害者手帳必須です。

利用条件や対象者は、市区町村によって若干バラつきがあります。

就労移行支援の利用条件/対象者

就労スキル一般就労の見込みがある
年齢制限18~64歳
(18歳未満(※1)、65歳以上(※2)は条件付きで利用可能)

※1:18歳未満でも「児童相談所の意見書がある15歳以上」であれば障害福祉サービス(就労移行、就労継続A型B型)を利用できます。

※2:65歳になるまでの5年間、障害福祉サービスの支給決定を受けており、65歳になる前日時点で就労移行支援の支給決定を受けている人は利用できます。

就労移行支援の場合、「就職を目指すこと」が前提条件です。

正社員だけでなく、短時間の非正規雇用を目指す場合でも利用できます。障害者雇用を目指す場合、障害を隠したクローズ就労を目指す場合、いずれも利用可能です。

「就職を目指す人のみ」「一般就労の見込みがある人のみ」というのが、就労継続支援との大きな違いと言えます。

週半日から、通える事業所もあります。

↓対象者の例

  • アルバイトや正社員など就労経験はあるが、現在働いていない人
  • 中学/高校/大学などを卒業後、一回も就職したことがない人
  • 特別支援学校や特別支援学級を卒業したが、就職できなかった人

↓「在職中は?」「学生は?」「障害の程度は?」など、以下の記事でさらに詳しく解説しています。

↓働きながら・休職中・大学生は?
就労移行支援の対象者や利用条件・年齢制限は?

就労継続支援A型の利用条件/対象者

就労スキル一般就労が困難
年齢制限18~64歳
(18歳未満(※1)、65歳以上(※2)は条件付きで利用可能)

※1:18歳未満でも「児童相談所の意見書がある15歳以上」であれば障害福祉サービス(就労移行、就労継続A型B型)を利用できます。

※2:65歳になるまでの5年間、障害福祉サービスの支給決定を受けており、65歳になる前日時点で就労継続支援A型の支給決定を受けている人は利用できます。

上記のほかに「雇用契約ありで働ける人≒事業所が定める日数(週3~5日)、安定して通所できる」ことが条件です。

「雇用契約ありで働ける人」というのが、他の就労支援との最大の違いです。

↓対象者の例

  • アルバイトや正社員など就労経験はあるが、現在働いていない人(※1)
  • 就労移行支援を利用したが、就職できなかった人
  • 特別支援学校や特別支援学級を卒業したが、就職できなかった人

※1:在職中でも利用が認められる場合があります。

就労継続支援B型の利用条件/対象者

就労スキル一般就労が困難
年齢制限18歳以上
(18歳未満(※1)は条件付きで利用可能)

※1:18歳未満でも「児童相談所の意見書がある15歳以上」であれば障害福祉サービス(就労移行、就労継続A型B型)を利用できます。

A型作業所との主な違いは「週1日からでも通える事業所がある」、就労移行支援との主な違いは「一般就労が将来的に難しい人でも通える」です。

他の就労支援にあるような年齢制限の上限はありません。

週1日から通える事業所もあります。

↓対象者の例

  • アルバイトや正社員など就労経験はあるが、現在働いていない人(※1)
  • 就労移行支援や就労継続支援A型に通うのも難しい人
  • 他の就労支援サービスで就職できなかった人
  • 特別支援学校や特別支援学級を卒業したが、就職できなかった人

※1:在職中でも利用が認められる場合があります。

※「就労アセスメント(就労面での適正評価)」が必要なケースがあります。就労アセスメントを受ける場合は、お住いの市区町村役場、障害福祉窓口へご相談ください。

平均賃金【給料&工賃】の違い

雇用契約を結ぶA型事業所では「給料や賃金」、A型以外では「工賃」と呼ぶなどの違いもあります。

平均賃金
就労移行支援基本的に給料や工賃はなし
就労継続支援A型月79,625円の給料
就労継続支援B型月15,776円の工賃

※多くのA型作業所の場合、給料のほぼ全額が手取りになります(月数百円の雇用保険料が天引き)。一部の事業所では、厚生年金保険料や健康保険料等が天引きされることもあります。

※B作業所の工賃は、特に天引きされるものがない場合、全額が手取りとなります。

A型事業所とB型事業所の都道府県ごとの平均給料・平均工賃も紹介します。

都道府県ごとの平均給料&工賃についても解説します。

就労移行支援の工賃

ほとんどの就労移行支援事業所では、給料も工賃も出ません。

「働く」のではなく「就職するために訓練を受ける」という意味合いが大きいからです。

ごく一部の作業で工賃が出ることがありますが、それでも月平均1~2万円ほどとなります。

就労継続支援A型の給料【都道府県別】

就労継続支援A型事業所の平均給料79.625円/月は、あくまで全国平均です。

都道府県によっては、平均賃金に最大3万円の差があります。

A型作業所の平均給料(都道府県別)
平均賃金(月額)都道府県
9.5~10万円東京
9~9.5万円広島、島根、和歌山
8.5~9万円高知、京都、長崎、福井、長野、佐賀
8~8.5万円鳥取、兵庫、大分、滋賀、神奈川、岩手、山口、大阪、岡山、茨城、埼玉
7.5~8万円愛知、静岡、岐阜、山形、香川、北海道、宮城、福岡、福島、三重、千葉、奈良
7~7.5万円熊本、徳島、新潟、秋田、群馬、鹿児島、栃木、沖縄、山梨、愛媛、富山
6.5~7万円石川、青森、宮崎

※多くのA型事業所の場合、給料のほぼ全額が手取りになります(月数百円の雇用保険料が天引き)。一部の事業所では、厚生年金保険料や健康保険料が天引きされることもあります。

A型作業所の賃金平均は、最高額が東京都の97,129円/月、最低額は宮崎県の65,927円/月です。

もちろん、事業所ごとにも給料は異なります。

A型作業所では、雇用契約を結ぶので最低賃金が保証されます。

就労継続支援B型の工賃【都道府県別】

就労継続支援B型事業所の平均工賃15,776円/月は、あくまで全国平均です。

都道府県によっては、平均工賃は最大1万円異なります。

B型作業所の平均工賃(都道府県別)
平均賃金(月額)都道府県
2~2.2万円徳島、福井、高知
1.8~2万円宮崎、佐賀、岩手、鳥取、北海道、島根、山口
1.6~1.8万円長崎、大分、鹿児島、和歌山、滋賀、宮崎、山梨、愛知、広島、愛媛、群馬、香川、三重、栃木、奈良、富山
1.4~1.6万円京都、沖縄、静岡、秋田、岐阜、長野、熊本、石川、福島、東京、岡山、神奈川、茨城、新潟、埼玉
1.2~1.4万円兵庫、福岡、千葉、青山、大阪
1~1.2万円山形

※雇用契約を結ばないB型事業所では「給料」や「賃金」とは呼ばず、「工賃」と呼ぶのが一般的です。全額が手取りとなります(特に天引きされるものがない場合)。

B型作業所の工賃平均は、最高額が徳島県の21,631円/月、最低額は山形県の11,691円/月です。

もちろん、事業所ごとにも工賃は異なります。

工賃は時給制のほかに、1日あたりの日給制、作業量に応じて決まる出来高制などあります。

B型作業所では、雇用契約を結ばないので、最低賃金以下となることが大半です。

通所日数や休日の違い

就労移行支援事業所と就労継続支援A型B型事業所の「通所日数」や「休日」の違いは、以下の通りです。

利用日数休日
就労移行支援週1~5日ほど土日、年末年始、お盆など
有給休暇なし
就労継続支援A型週3~5日ほど土日、年末年始、お盆など
有給休暇あり(※1)
就労継続支援B型週1~5日ほど土日、年末年始、お盆など
有給休暇なし

※1:出勤率8割以上で、半年後に10日もらえます。

※事業所によって祝祭日も休みかどうかは異なります。

事業所によって、最低利用日数が決められている場合があります。

就労移行支援では、はじめは短い時間でもOKですが、最終的に自身が就職する際の労働日数になるよう訓練を進めます。

B型作業所は就労支援の中では、最も制限が緩いのが特徴です。

個人の体調等を考慮して、柔軟に対応してもらえる場合もあります。利用日数に希望がある場合、各事業所へ相談してみてください。

1日の利用時間の違い

下記は1日の利用時間の目安です。

1日の利用時間
就労移行支援2~6時間ほど
就労継続支援A型3~6時間ほど
就労継続支援B型1~6時間ほど

事業所によって最低利用時間が決められている場合があります。

「労働」であるA型作業所は、1日4時間以上のところが大半です。

就労移行支援では、はじめは短い時間でもOKですが、最終的に自身が就職する際の労働時間になるよう訓練を進めます。

B型作業所は就労支援の中では、最も制限が緩いのが特徴です。

個人の体調等を考慮して、柔軟に対応してもらえる場合もあります。利用時間に希望がある場合、各事業所へ相談してみてください。

利用期間や回数の制限の違い

就労移行支援には「原則2年間(標準利用期間)の利用期限がある」というのが、就労継続支援との大きな違いです。

利用期間の制限回数制限
就労移行支援原則2年間(※1)
期限リセットや延長できる可能性もあり
利用期限中は何度でも(※1)
期限後でも再利用できる可能性あり
就労継続支援A型期限なし制限なし
就労継続支援B型期限なし制限なし

※1:就労移行支援の期限や回数は市区町村ごとに判断基準が異なる場合があります。上記は一般的な内容です。期限はリセットや延長できる可能性があり、期限後でも再利用できるケースもあります。審査は個々の事情をふまえて行われます。

就労移行支援事業所では「早めの就職を促進する」ために期限があると考えられます。

就労継続支援事業所は、A型もB型も年齢制限内なら何年でも通えます。

就労移行支援から就職した人の平均利用期間は約1年4か月です。最短で2~3か月で就職できたという口コミもあります。

利用料金の違い

障害福祉サービスには「収入に応じた利用者負担額の上限」があり、ほとんどの方は無料で利用できます。

基準自体は障害福祉サービスで統一されていますが、計算方法は複雑なので省略します。

あくまで目安ですが年収100~200万円以下の方なら、無料で利用可能です。

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住民税の課税状況に左右されるよ。

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↓「計算ツール」「その他の費用」「減免制度」など、詳しく以下をご覧ください。

↓93.7%の方が無料で利用!↓
就労移行支援の利用料金
↓91.3%の方が無料で利用!↓
就労継続支援A型の利用料金
↓96.9%の方が無料で利用!↓
就労継続支援B型の利用料金

無料対象者じゃない場合は、以下の料金がかかります。

1日の利用料金
就労移行支援500~1,300円ほど
就労継続支援A型500~1,000円ほど
就労継続支援B型500~700円ほど

具体的な利用料金は、施設によって異なります。

障害種別割合の違い

就労支援ごとに、障害種別の割合も傾向があります。

就労支援利用者の障害種別割合

就労移行支援事業所、就労継続支援A型事業所、就労継続支援B型事業所の障害種別割合の違い比較グラフ

※発達障害者は「知的」「精神」いずれかに含むと考えられます。

※就労移行支援事業所は平成29年度、就労継続支援事業所は令和元年のデータです。

※参照:厚生労働省(国保連データ)厚生労働省(障害福祉サービスにおける就労支援)

障害就労移行支援就労継続支援A型就労継続支援B型
精神障害58%47%36%
知的障害33%35%52%
身体障害8%18%12%
難病等1%未満1%1%未満

就労移行支援事業所も就労継続支援事業所も、年々「精神障害者」の割合が増えています。

「大人の発達障害」の認知が高まってきた背景などもあり、発達障害者向けの事業所も多く見かけるようになりました。

1事業所あたりの利用者数の違い

事業所により利用者数や定員は違います。

1事業所あたりの利用者数
就労移行支援20人以下が多い
就労継続支援A型10~20人が一般的
就労継続支援B型10~20人が一般的

利用者数が20人以下の作業所が一般的ですが、特に就労継続支援は20人以上の作業所も割とあります。

全体の傾向としては、就労移行支援は就労継続支援より「1事業所あたりの利用者数が少なめ」です。

就労移行支援の場合、数人の利用者しかいない事業所も多くあります。

利用方法の違い

だいたいの利用の流れは同じです。

まずは、就労移行支援、就労継続支援A型B型に共通する流れを解説します。

「受給者証」とは「障害福祉サービス受給者証」のことで、障害福祉サービスを受けるのに必要なパスポートのようなものです。

  • 1.事業所探し

    インターネット検索などで事業所を探します。A型作業所の場合はハローワークやハローワークインターネットサービスでも、求人のある事業所を探せます。

  • 2.見学

    気になる事業所があれば、複数見学しましょう。事前にメールや電話で見学の予約を取るとよいでしょう。

  • 3.市町村役場に申請

    お住いの市区町村役場の障害福祉課で、受給者証の申請を行います。利用条件を満たしているかなどの審査があります。

  • 4.障害福祉サービス受給者証が届く

    申請から1週間~2か月ほどで受給者証が届きます。届いたら通う予定の事業所へ連絡を取り、利用契約を結びます。受給者証も持っていきましょう。

  • 5.利用開始

    事業所との話し合いで通所開始日を決定し、利用開始となります。

細かいことを言えば「認定調査」「サービス利用計画案の作成&提出」などありますが、案内に従って手続きすれば大丈夫です。サービス利用等計画案は相談支援専門員に作ってもらえます。

受給者証を取得してから支援施設を決めることも可能です。しかし、市区町村や担当者によっては、受給者証申請の際に「事業所を決めてから来てください」と言われることもあるので、先に見学して施設を決めるのがおすすめです。

いずれも入所するための面接や面談などはありますが、一般企業と違い、落とされることはあまりありません。

しかし、B型作業所と比べれば、A型作業所や就労移行支援事業所は、入所ハードルがやや高めです。

面接時の服装は、基本的に私服でOKです。

ここからは、各就労支援ごとの利用方法の異なる部分を解説します。

就労移行支援の場合

先に載せた共通の流れの通りです。

A型作業所のようにハローワークを経由する必要はありません。

↓詳しくは、以下をご覧ください。

↓持ち物や申請方法を詳しく↓
就労移行支援の利用方法

就労継続支援A型の場合

就労継続支援A型事業所の場合は、面接前にハローワークで紹介状を発行してもらいます。

雇用契約を結ぶので、ハローワーク経由となります。

見学を済ませて、その事業所の面接を受けることが決まったら、ハローワークの障害者窓口へ行き、紹介状を発行してもらいましょう。

履歴書も必要です。

就労継続支援B型の場合

共通の流れに加えて、就労アセスメント(就労面で本人にどんな適性があるかのチェック)が必要な場合があります。

必要な場合は、市区町村の障害福祉窓口等で案内があります。

A型作業所のようにハローワークを経由する必要はありません。

就労移行支援と就労継続支援A型B型の評判/口コミ

最後に、就労継続支援事業所と就労移行支援A型B型事業所の「評判の違い」を紹介したいと思います。

就労移行支援事業所の評判/口コミ

就労移行支援の口コミや評判には、就労継続支援と比べて「就職できた」「定着支援が良かった」などの声が多くありました。

体験談/口コミ

利用期間は1年半くらいでした

・前職をやめてからのブランクが長かったので、継続してまずは通所・就労ができるアピール用に最低半年。

・PC系の検定と企業実習しつつ、職務経歴書等の作成と就職してからのストレス軽減等に向けてのSSTやアサーションなどの情報収集

・事務職狙いだったので県の障がい者雇用の大規模面接会(年2回)狙い。就職後も定着支援でその事業所にお世話になりました。

引用元:Yahoo知恵袋

就労継続支援A型事業所の評判/口コミ

「給料がもらえる」「仕事を続けることによって自信がつく」などのメリットを感じている人が多いようです。

実は筆者も過去に数年間、A型作業所を利用していました。

アルバイトすらまともに続かない自分にとって、「月8万円ほどの給料」がもらえるのは、大きなメリットで、本当に行ってよかったと思っています。

体験談/口コミ

A型作業所で正解だった

手帳2級の精神障害者です。収入のためにA型作業所に通い始めましたが、結論から言えば正解でした。

スタッフはすごく優しく、仲の良い同僚もできました。

最初に行ってみた事業所があまりよくなくても、他に良い事業所がきっとあるので、あきらめずに自分に合うところを探すといいです。

引用元:トビヒズム

就労継続支援B型事業所の評判/口コミ

B型作業所については「居場所」や「生活リズムの安定」にメリットを感じる体験談が多いように感じました。

体験談/口コミ

2年間通所していた作業所に突然行かなくなり、1年ほど引きこもっていました。

現在のB型作業所に通って7か月になりますが、本人は「楽しいよぉ~」と笑顔で言っています。

引用元:フットプロダクツ
体験談/口コミ

以前は一般企業で働いていましたが、約8年前から受給者証を持っています。

いつも元気で明るくなりました。

引用元:フットプロダクツ

まとめ

  • 就労移行支援と就労継続支援の違い

    就労移行支援事業所は「就職特化の訓練が受けられる場」、就労継続支援事業所は「給料や工賃をもらいながら働ける場」という違いがある。どちらも就職困難な障害者を対象とした障害福祉サービスの一環。

  • 就労継続支援A型と就労継続支援B型の違い

    就労継続支援A型事業所は「雇用契約ありで、1日3~6時間、週3~5日働き、月6~10万円の給料がもらえる」、就労継続支援B型事業所は「雇用契約なしで、1日1~6時間、週1~5日作業し、月1~2万円の工賃がもらえる」という違いがある。A型作業所のほうが、作業が難しく安定した通所が求められる。

気になる就労支援サービスがあれば、ぜひ近くの作業所を見学してみてください!

当記事がお役に立てば幸いです。

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