就労移行支援

就労移行支援のひどい闇13連発!?実態は最悪?地獄/やばいって本当?

ヤンネコ

就労移行支援ってやばいの?

「地獄」「最悪」「職員がクズ」とか言っている人も一部いるけど‥。

そんなにひどいなら、やめておこうかな‥。

やばいのは、あくまで一部だけどね‥。

就労移行支援の悪い評判をランキング形式で紹介するよ。

ガイドさん

全国には3,000以上の就労移行支援事業所がありますが、残念ながら悪質な事業所も一部存在します。

利用者の感想も「行ってよかった」「最悪だった」など様々です。

今回は、就労移行支援の「実態」や「闇」について解説したいと思います。

  • 就労移行支援を検討している人
  • 通所中だが不信感を感じている人

など、ご覧ください。

ガイドさん

多くの事業所は健全だから、事業所選びさえ失敗しなければ大丈夫だよ!

当記事での考察は、何百件という体験談や厚生労働省の資料などを参考にしたものです。筆者の主観も多少入っていることをご理解ください。

口コミは読みやすさのため、誤字脱字など一部修正しています。

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当サイトの情報は記事執筆時点で収集したものです。厚生労働省等の情報を参考にしていますが内容を保証するものではありません。詳しくは各自治体や事業所等へお尋ねください。

就労移行支援の悪い評判ランキング

就労移行支援には「闇」「最悪」「クズ」など、悪いウワサも一部あります。

口コミが多かった順に、悪い評判をランキング化してみました。

就労移行支援の悪い評判ランキング
1位金儲け
2位プログラムのレベルが低い
3位障害理解のないスタッフ
4位就職できなかった
5位タダ働き
6位アルバイト禁止
7位しつこい勧誘
8位無理に通所させる
9位辞めさせてくれない
10位就職させてくれない
11位パワハラ
12位いじめ
13位恋愛禁止

※多くの体験談を見てきた筆者の印象です。統計的なランキングではありません。参考の1つとしてご覧ください。

ただ、悪い評判のなかには

  • 制度やデータをあまり知らずに書いている
  • うまくいかなかった腹いせに悪口を書いている
  • 自分の経験が全ての事業所に当てはまるかのように書いている

といった感じの口コミもあります。

これから闇や実態に触れていきますが「問題なのは一部の施設やスタッフ」であることを念頭においてください。

ガイドさん

ひどい施設を選ばなければ、就労移行支援は役立つよ。

誤った情報や、ネガティブな評判に流されすぎないよう注意だね。

ヤンネコ
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就労移行支援のひどい闇!? 最悪って本当?【まとめ】

A君

悪い評判は本当なの?

どのくらい闇なの?実態は?

Bさん

悪い評判の真偽を1つ1つ調べました。

どのくらい闇なのか★1個~★3個の3段階で表しています。

  • 金儲け

    【闇レベル:★★★】
    悪質な事業所は一部存在する。ただし、平成30年の報酬制度改定で「利用者のために運営するほど儲かるしくみ」になり改善された(以前は悪質でも儲かるからくりがあった)。施設の姿勢として、大きく「利用者主義」と「金儲け主義」に分かれる。

  • いじめ

    【闇レベル:★★★】
    特別多いわけではないが、一般の学校や職場と同じようにいじめのある施設も一部存在する。障害者の人間関係は難しく、なかには問題行動を起こす人もいる。ただ、多くの人はまじめに通所している。

  • パワハラ

    【闇レベル:★★★】
    特別多いわけではないが、パワハラをするスタッフも一部存在する。「職員がクズ」など一部の利用者は不満を持っている。障害に対する理解の乏しさが原因の場合もあるが、単純にスタッフの性格が悪い場合もある。

  • 障害理解のないスタッフ

    【闇レベル:★★】
    基本的にはやさしいスタッフが多いが、障害理解が不十分なスタッフも一部存在する。障害に対して前向きに理解しようとするスタッフと、そうじゃないスタッフに分かれる。

  • 無理に通所させる

    【闇レベル:★★】
    休むと連絡しても、しつこく通所を促されるケースが一部存在する。基本的に利用者が通所するほど施設にお金が入るので、金儲け主義の施設などで起こりうる。ただし、優良事業所でも利用者のためを想って通所を促すことはある。

  • 就職できなかった

    【闇レベル:★★】
    就職率はそんなに悪くない。一般就労移行率は54.7%(令和元年)、就活した人に限れば就職率70~80%ほどが目安。就職できなかった一部の人が「就労移行支援はクズ」のように口コミしている印象。ただ、施設の差も大きく、就職率0%の事業所も存在するので注意。

  • プログラムのレベルが低い

    【闇レベル:★★】
    基本的に訓練のハードルは低いが、合わない施設を選ぶミスマッチも原因。昔は単純作業も多かったが、現在はPC、ビジネスマナー、対人訓練等に加え、各種専門スキルなどプログラムの幅が広がっている。サポート体制やレベルは施設により差があるので注意。

  • しつこい勧誘

    【闇レベル:★★】
    どの施設も利用者の確保は一生懸命行っているが、一部の施設ではしつこい勧誘もある。障害福祉にもお金が必要なので、勧誘自体は悪いことではない。

  • 辞めさせてくれない

    【闇レベル:★★】
    利用者のことを想って引き留められることもあるが、基本的には本人の意向が最重要視される。施設を辞めるのは自由。しかし「施設側の都合でしつこく引きとめられた」などの声も一部存在する。

  • アルバイト禁止

    【闇レベル:★】
    「アルバイトも一般就労」という見方をすれば、禁止がひどいとは言い切れない。現状は自治体によって個々の事情を考慮し、許可が下りるケースもある。就労困難な障害者の生活実態をふまえ柔軟な対応が期待される。

  • 恋愛禁止

    【闇レベル:★】
    利用者同士のトラブルを防ぐため、連絡先の交換禁止としている施設も少なくない。どこまで自由なのかは施設による。特定の男女の会話が多いだけで注意されるといった、行き過ぎた指導があるという声も一部ある。

  • タダ働き

    【闇レベル:★】
    就労移行支援事業所は「就職に備える場」であって「働く場」ではない。なので、給料なしは闇ではない。ただ、本当に利用者のためになっているか、疑問な作業を行う施設も一部あるので注意。

  • 就職させてくれない

    【闇レベル:★】
    平成30年の報酬制度改定により、施設が金儲けのために就職させないという悪質なケースは、現状ほぼなくなった。ただし現在でも「明らかに就職準備ができていない」などの場合、スタッフの客観的な判断により引きとめられることがある。

ひどい実態がない場合でも、表記上「闇レベル★」としています。

就労移行支援のひどい闇?最悪?【解説】

悪い評判やうわさについて、もう少し丁寧に解説します。

金儲け

ヤンネコ

就労移行支援の闇といえば、この話題だよね。

給付金のからくりを知った人は「金儲け」と思いたくもなるかもね。

ガイドさん

就労移行支援は厚生労働省が管轄する障害福祉サービスです。

利用者から多額の料金をとるわけにはいかないので、利用者の人数や通所日数に応じて行政から給付金が入るしくみになっています。

昔は利用者が通所するだけで施設にお金が入っていたので、就労支援とは名ばかりのひどい事業所もありました。

しかし、平成30年に報酬制度が改定されて、就職(+定着)させなければ高い給付金が得られなくなりました。

ヤンネコ

悪質な施設の減少につながるね。

ただ、現在でも金儲け主義の事業所が一部残っており

  • 勧誘がしつこい
  • 無理やり通所させる
  • 辞めさせてくれない
  • 不正受給

などの問題につながっています。

障害福祉サービスは、職員数や利用者の通所実績などを、施設が国保連という団体に報告して、行政から給付金を受け取るしくみがあります。

就労移行支援に限った話ではありませんが、なかにはウソの報告をして不正受給する施設も一部存在します。

ヤンネコ

これは闇だね‥。

背景には「障害福祉は儲かる」とコンサルタント会社があおり、金儲け優先の法人が参入してきたなどの経緯があります。

ガイドさん

実際には、そんな簡単に儲からないよ。

不正に限らず、ひどい事業所は「金儲け主義」な傾向にあります。

施設選びでは「口コミ/評判のチェック」「見学や体験」を通して、金儲け主義か利用者主義かを見極めましょう。

いじめ

ヤンネコ

いじめられるって、本当に地獄だよね。

しんどいし、行きたくなくなる‥。

特別体験談が多いわけではありませんが、一部の就労移行支援事業所では、ひどい実態もあるようです。

利用者同士のいじめ【例】

・仲間はずれ

・物を隠す、汚す

・暴言(クズ、ブサイク、キモイ/気持ち悪い等)

・陰口や無視

・たたくなどの暴力

就労支援に通う利用者たちは、スタッフ以上に個性的で、様々な人がいます。

人間関係で悩みを抱えたら、信頼できる職員に相談しましょう。

施設選びの際は、見学時に「どんな利用者がいるか?自分はうまくやっていけそうか?」もチェックしましょう。

ガイドさん

多くの利用者はまじめに通所しているよ。

いじめをするような問題のある人たちは一部だよ。

次の「パワハラ」でも解説しますが、スタッフからのいじめも一部で存在します。

いじめについて、詳しくは以下をご覧ください。

パワハラ

A君

最悪な職員がいる。毎日が地獄だよ。

スタッフがやばい、しんどい‥。

Bさん

スタッフも信頼できる人から、理不尽な嫌がらせをする人まで様々います。

特別体験談が多いわけではありませんが、就労支援の場でもパワハラは存在します。

スタッフのパワハラ【例】

・作業内容を教えてもらえない

・話を聞いてもらえない

・暴言(暗い、バカ、頭おかしい、気持ち悪い等)

・陰口や無視

ヤンネコ

これは許せない‥。

上記は特にひどい例だよ。

あくまで一部の施設で起こっていることだけどね。

ガイドさん

口コミのチェックはもちろん、見学や体験時にスタッフが利用者に対してどう接するのかも、よく観察しましょう。

他の利用者へのあたりが強いようなら、その施設はやめたほうがいいでしょう。

↓パワハラ体験談も
【闇】ひどい就労移行支援のいじめの実態!最悪?地獄?スタッフがクズ?つらい人向け

↓嫌いなスタッフへの対処法
就労移行支援のスタッフが嫌い!という方へ|最悪・クズ・うざいなど苦情や相談

障害理解のないスタッフ

A君

スタッフに自分の障害を理解してもらえなくてつらい‥。

パソコンの電源を入れただけでほめられた。ちょっと気持ち悪かった‥。

Bさん

障害福祉なので、基本的には一般企業より厳しくされることは少ないです。

その点は安心してください。

しかし、障害福祉の職員が全員、障害者に十分な理解があるわけではありません。

障害理解が乏しい例

・幼少期にトラウマがあるのに過去のことをしつこく聞いてくる

・記憶力に障害がある人に「さっきも言ったでしょ・・」と冷たい対応

・障害の影響で体力が続かない人に「根性が足りない」と言う

・精神疾患のない障害者にメンタルケアをしたがる

・パソコンの電源を入れるだけでとてもほめられる

「無資格や未経験でも就労支援のスタッフになれる(※)」ことが原因の1つでもあります。

※サービス管理責任者など一部のスタッフは要件があります。

有資格者や経験豊富なスタッフも多くいますが、現状としては未熟なスタッフも一部いるのです。

ヤンネコ

障害者支援だから、スタッフ全員理解があってほしいところだけどね。

要件を厳しくしすぎても、スタッフが確保できないなどの問題が出てくるからね‥。

ガイドさん

施設選びでは「スタッフは自分の障害を理解してくれそうか?」もチェックしましょう。

見学時に、自分と同じ病気を持った障害者への支援実績があるか聞いてみてもいいでしょう。

精神障害者なら精神保健福祉士のいる事業所がおすすめです。

精神保健福祉士とは?

精神障害者に対する相談援助を専門とする人たちです。国家資格。

無理に通所させる

C君

体調がつらい‥。

休みたいけど、休めない‥。

しんどいから行きたくないけど、言いづらい‥。

A君

スタッフの障害理解が乏しかったり、施設が金儲け主義だったりすると、休みたくても無理に通所させようとすることがあります。

体験談/口コミ

スタッフが冷たい…
どうにかして来させる
ウツで辛いのに病気の事をわかってもらえず…

引用元:Yahoo知恵袋

基本的には、体調悪いときは「休む」「休みたい」と施設に伝えるだけでOKです。

多くの就労移行支援事業所は、無理してまで通わせようとしません。

しかし、理由をしつこく聞いたり、何度も電話を掛けてくる施設も一部あるので注意が必要です。

ヤンネコ

どうしても通所できないのに、何度も連絡が来るのは最悪‥。

優良施設でも通所を促すことはある

利用者主義の事業所でも通所を促すことはあります。

  • 症状がひどくない場合は通所して体を慣らしたほうがいい
  • 原則2年の期限を無駄に消費しないようにするため

などの理由があり、必ずしも「通所を促す=やばい事業所」なわけではありません。

就労移行支援サービスを利用している間は、通所しても休んでも有効期間は消費されます。詳しくは以下の記事をご覧ください。

就職できなかった

就労移行支援事業所とはいえ、入れば全員就職できるわけではありません。

  • 2年間頑張ったのに就職できなかった
  • 年間で一人も就職者が出ない施設だった

などの体験談や口コミもあります。

厚生労働省の資料によると、就労移行支援事業所の一般就労移行率は54.7%です(令和元年)。

一般就労移行率と就職者数の推移

就労移行支援事業所の一般就労移行率と就職者数の推移グラフ

上記は「就活せずに辞めた人」も計算に含まれているので、就活した人に限定すれば、就職率は70~80%が目安です。

利用者全員が就職困難者であることを考えれば、就職率は決して悪くありません。

ただし、事業所ごとに就職率は大きく異なるので注意してください。

就職率90%以上の施設もあれば、就職率0%の施設もあります。

ガイドさん

都道府県ごとにも、就職率の平均は異なるよ。

「就労移行支援が‥」とかじゃなくて、1つ1つの施設を見るのが良さそうだね。

ヤンネコ

プログラムのレベルが低い

人にもよりますが「訓練のレベルが低い」という実態は少なからずあります。

多くの人が参加できるよう、プログラムのハードルを低めに設定していることが多いからです。

ヤンネコ

元々の能力が高い人や、一般企業でバリバリ働いていた人には物足りないかも?

自分に合わない施設やプログラムを選んた場合も「レベルが低い」と感じる原因になります。

例えば以下のケースです。

  • 就労経験のある人がビジネスマナー基礎講座を受けた
  • コミュニケーションに問題のない人がグループワークに参加させられた
  • 精神障害者が知的障害者用の単純作業を延々とやらされた
ガイドさん

プログラムが選べるかは施設によるよ。

昔は単純作業を訓練として取り入れている施設が多くありましたが、近年はIT/プログラミングなど専門スキルを学べる施設も増えてきました。

学べるスキルの例

・Word/Excel/PowerPoint

・プログラミング(PHPやJava、Python)

・Webデザイン

・イラスト作成

・簿記

・ビジネス英会話

訓練内容のレベルは、徐々に上がってきています。

サポート体制には差があるので注意!

似たようなプログラムがある施設でも、サポートの手厚さが大きく異なることがあります。

HPだけでは分からないこともあるので、見学&体験利用して見極めましょう。

体験談/口コミ

IT系の就労移行支援に通っていて、webの勉強をしています。(中略)ほぼ独学です。その就労移行支援は、プログラミング等のIT系が学べるといいますが、実態を見れば参考書等を見て学ぶとか、週に1度ある1時間程度の講座に参加するしかありません。

引用元:Yahoo知恵袋

上記のように、「ITが学べる!」とアピールしていても、サポート実態はひどいものだったという例もあります。

もちろん、プロの講師が教えてくれる就労移行支援事業所もあります。

「訓練内容」「レベル」「サポート体制」をよく確認して、自分に合った施設を選びましょう。

しつこい勧誘

A君

資料請求しただけで電話の勧誘がひどかった。

上記のような悪い評判も一部あります。

度を超えたしつこい勧誘であれば、闇ともいえるかもしれません。

ただ「就労支援といっても運営にはお金が必要で、そのためには利用者を確保する必要がある」という施設側の事情もあります。

ガイドさん

基本的には、一般企業のサービスと同じで、断れば無理に勧誘されることはないよ。

見学後や体験後に断っても全く問題ないので、気軽に連絡して大丈夫だよ。

どうしても心配な人は、家族や支援者と一緒に行くなど、勧誘対策をしてから見学や体験に行くとよいでしょう。

以下の記事も良かったらご覧ください。

辞めさせてくれない

Bさん

辞めたいのに辞めさせてくれない‥

特別、金儲け主義の事業所でなくても「できれば残ってほしい」というのがスタッフの本音です。

背景には、利用者が減ると事業所の収入が減るというからくりがあります。

ひどい事業所だと何度もはぐらかしたり、辞めさせないようプレッシャーを掛けたりするので要注意です。

ただ‥

辞めてしまうと、また引きこもってしまうかも‥

などの理由で、本当に利用者のためを想って引きとめるケースもあります。

最終的には本人の意思が尊重されるので、入所する前に心配しすぎる必要はありません。

退所や施設変更は、利用者の自由です。

アルバイト禁止

A君

アルバイトできないなんて最悪‥。

生活費足りない。地獄だわ‥。

Bさん

就労移行支援事業所では、基本的にアルバイトとの併用が禁止されています。

アルバイトも一般就労とみなされるため「就職を目指す場で、アルバイトできる人まで支援する必要はない」という理屈で禁止されているようです。

ヤンネコ

支援には税金が使われているし、わからなくもないけど‥。

とはいえ、障害者の生活実態を考えれば、まだまだ議論の余地はあるのかもしれません。

厚生労働省も休職中や働きながらでも利用できるケースを示すなど、柔軟な対応を取りつつあります。

ガイドさん

闇というほどではないけど、アルバイトOKになったら障害者としてはうれしいよね。

恋愛禁止

障害者福祉施設では、恋愛禁止や連絡先禁止などの規則を設けているところがあります。

利用者同士のトラブルが発生すると、就職という本来の目的に支障が出てしまうからです。

トラブル例

・つきまとい、ストーカー化

・言い寄って相手に不快な思いをさせる

・別れた後に体調を崩す、通えなくなる

「恋愛も人間関係の練習」として、厳しく制限していない施設もあります。

ちなみに「利用者同士」のほかに「利用者がスタッフを好きになる」ケースもあります。

ガイドさん

トラブル防止が目的だから「闇」ではないかな‥。

タダ働き

就労移行支援は雇用契約を結ばないので、給料は出ません。

C君

毎日6時間拘束して、タダ働きさせられるだけ!ほんとクズ!

などの批判も一部ありますが、そもそも就労移行支援事業所は「働く場所」ではありません。

「就職するための訓練をする場所」です。

ガイドさん

企業から委託された仕事など、訓練として生産活動を行う施設もあるけど、その場合は「工賃」が発生するよ。

もともと仕事をする場所ではないから、闇ではないよね。

ヤンネコ

就職させてくれない

A君

就労移行支援では、お金儲けのために就職させてくれないことがあるって聞いたけど本当?

昔は「利用者がとどまるほど施設が得をする」というからくりがありました。

そのため金儲けのために、就職のタイミングを遅らせるなどの行為があったようです。

しかし、平成30年に報酬制度が改定されてから、基本的には就職させた方が施設も得するようになりました。

ヤンネコ

改善されたんだね!

厳密には、ごく一部「就職させないほうが施設にとって都合がいい」ケースも存在しますが、施設の都合で就職させないという悪質行為は、ほぼなくなったと思ってもらって構いません。

正当な理由で就活に反対するケースもある

「就活はまだ早いと言われた=やばい事業所」というわけではありません。

スタッフの客観的な判断が正しい場合もあるからです。

ガイドさん

就職できない人の特徴として「通所が安定していない」「障害理解が不十分」などが挙げられるよ。

利用期間が短すぎる人は、就職できても仕事が長続きしないという声もあります。

仕事をうまく進められなかったり、トラブル対処できなかったりするからです。

信頼できるスタッフが引きとめるなら、一度立ち止まって考え直してみましょう。

最後に‥

就労移行支援を含む障害福祉サービスには、闇やひどい実態が一部存在します。

しかし、あくまで一部の施設やスタッフが問題なだけなので、就労移行支援自体を毛嫌いする必要はありません。

ガイドさん

改めて言うけど、多くの施設は問題なく支援してくれるよ。

やさしいスタッフも多いし、就労困難者にとって就労移行支援はメリット大きいよ。

当記事では、施設選びの大切さを知ってもらうために、あえて「闇」を取り上げましたが、利用者主義の施設も多くあります。

事業所選びにさえ失敗しなければ「行ってよかった」と思えるはずです。

-就労移行支援