就労継続支援B型事業所で使える「工賃明細書テンプレート(ひな形)」を作成しました。
時給、日給、月給、出来高、いずれの計算方法にも、対応できるようにしてあります(作業内容ごとに工賃が違う場合も対応可)。
各方法を組み合わせて、入力していただくことも可能です。
↓工賃明細書の見本(テンプレート使用)
項目名やデザインは自由に編集できます。
↓失敗しない工賃の決め方
B型事業所の工賃の決め方|能力給・評価表はあり?計算方法は?
計算式も入れておいたので、自動で計算されます(念のため計算結果をご確認ください)。
Excelファイルなので、無料のGoogleスプレッドシートでも利用できるかと思います。
一番下の空欄は「連絡事項」や「メッセージ」などあれば、使ってください。
一言でもメッセージがあると、利用者さんも喜んでくれるかもしれません。
↓工賃規程の例・テンプレート
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↓能力給を導入する際の注意点
評価表による能力給はダメ? B型事業所の工賃の決め方
工賃明細書について知っておいたほうがいいこと
明細書は工賃の支給日に渡しましょう。
計算方法や明細に不備があると、翌年の基本報酬を算定するための「平均工賃額」も変わってくるので気を付けましょう。
食費は差し引いて支給してもよい
食事提供をしている場合、前月分の食費合計を差し引いて工賃支給しても問題ありません。
工賃の支払いと食費の徴収を同時に行うと、二度手間になるためです。
その場合、食費は控除として明細書に記載しておきましょう。
↓平均工賃の計算方法に注意!
工賃3,000円以下のB型事業所はやばい!計算方法に注意
明細書の虚偽記載はNG
例えば、職員が生活保護受給者の保護費が減ることを心配して、実際の支給額より少ない金額を書いた明細書を渡すケースなど見られます。
上記の場合、生活保護費の不正受給となり、事業所が指導対象になることに加え、過支給となった保護費は返還となります。
虚偽記載は絶対にやめましょう。
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最後に‥
当記事のテンプレートを用いて明細書をご利用いただければ幸いです。
載せる項目や金額に気を付けて、明細書を作成してください。
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