ココルポートって、悪い評判とかある?
ひどい口コミは?実際に利用した人の声が知りたいな・・
ココルポートは有名だよね。
調査によると、8割以上が良い評判だったよ。
ココルポート (Cocorport)は、国内に70事業所以上(※)もある人気の高い大手就労移行支援事業所です。
障害や病気による就労困難を抱えている人向けに、就職支援や復職・再就職支援を行っています。
- 昼食無料&交通費支給あり
- やさしいスタッフが多い
- 対人能力や体調管理能力も上がる
- 就職実績が平均以上
- プログラムが555種類以上
- 個別訓練も可能
- 週1~2回、半日から通える
- 余暇活動が楽しい
などの特徴があります。
非公開求人を取り扱っているオフィスもあります。
どの事業所にしようか、すごく迷っている・・
ココルポートについて情報がほしい・・
といった方向けに「口コミ/体験談」「就職実績」「訓練内容」など、詳しく解説します。
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ココルポート | 昼食無料+交通費支給 |
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ココルポートの悪い評判・良い評判
ツイッターで無作為に100件ほど調べた結果・・
ココルポート は良い評判が約83%、悪い評判が約17%という結果でした。
※ココルポート(Cocorport)の宣伝ツイートや、良くも悪くもないツイートは除外して計算しています。
通うオフィスごとに多少は、評判の良し悪しにばらつきがありますが、良い評判のほうが多いのは確かです。
ココルポートの悪い評判・良い評判を4つずつ紹介します。
悪い評判・口コミ4選
悪い評判や口コミを4つ紹介します。
悪いと言っても、そこまでひどい口コミではありませんが、一応ご覧ください。
最近はココルポートの職員さんに負担にならないように気配を消しています
— ねこじゃらし🐶🐈@ババ (@nekojarashi_net) August 23, 2022
(⌒-⌒; )明らかに職員さん足りてない
私ひとりが退所しても何もならないかもだけれどハローワーク解禁にして欲しい
見ているだけでツライ
1事業所あたり4~6人ほどスタッフはいますが、オフィスによっては、スタッフが足りていないようです。
事業所数も増え続けているので、人材確保が課題なのかもしれません。
ココルポートはどの事業所も、主要駅から徒歩10分以内にあります。
それゆえ電車で通う場合、時間帯によっては人混みの中、通所する必要があります。
ココルポートの評判には「やさしいスタッフが多い」という声をよく見ます。
ただ、実際にはオフィスごとにいろんなスタッフがいます。
近くのオフィスの雰囲気やスタッフについては、見学時にチェックしよう!
建物の中に入っている場合も多いので、中には場所がわかりづらいオフィスもあります。
オフィスが入っている建物のほとんどにはエレベーターがありますが、中には3階以上にあるのに、階段しかない場合もあります。
車いすの方など、事業所まで行けそうか見学前に確認するとよいでしょう。
良い評判・口コミ4選
年代や障害種別を問わず、様々な方の就職エピソードが見られました。
オフィスにもよるけど「通うのが楽しい」「スタッフがやさしい」という評判が多かったよ。
↓保険会社(事務職)に就職した精神障害者(30代男性)の体験談です。
絶対にここがいいなと思った
始めてきたとき「絶対にここがいいな」と思いました。
実際、通い始めたらすごく楽しかった。
吃音がありましたが、みんな良い人たちで、すぐに慣れました。
ココルポートの良さは「就職できる」だけでなく「自己肯定感が持てる」ところにもあります。
ココルポートには自分を肯定してくれる人がたくさんいました。障害のある方、みんなにおすすめしたい!
参考元:ココルポートで持てた自己肯定感
それまでは、周りから毎日否定されていたそうですが、ココルポートに来て「自己肯定感」が持てるようになったとのことです。
自己肯定感って本当に大事だよね。
障害者の中には「受け入れられた経験」が少ない人も多いし・・
↓スタッフが本気で向き合ってくれる
辞めたいと思ったことがない
担当のスタッフの方は本音で向き合ってくれました。
どんなときでも信頼できる人に相談できる環境があるというのが何よりも大きかったです。
就職に関すること以外でも、冗談を言い合い笑える時間も多く、ここを辞めたいと思ったことは一度もないです。
引用元:天神駅前Office
↓10か月で、大手建設会社(事務職)に就職した精神障害者(30代男性)の体験談です。
自分が変わった、人生が変わった
他の事業所は見学せず、Cocorportの雰囲気がよかった事もあり、すぐに決めました。
すごく緊張したけれど一歩踏み出しました。
週3日から始めましたが、Cocorportに行くのは楽しく、週5日通うようになりました。
パソコンも本当に苦手でしたが、だんだんスキルアップしました。10か月で大手建設会社の事務職に就職できました。
人見知りで話すのが苦手だった自分が、今は職場で誰とでも話をしています。
参考元:Cocorportに来て人生が変わった
人にもよりますが、就職活動は「入所後6か月~1年経ってから始めた」という方が多かったです。
↓ココルポートは就職後の職場定着支援にも力を入れています。
就職できた!アフターサポートも手厚い
約1年半ほど通わせていただきました。
そのおかげできちんと就職まで結びつくことができました。
就職してからも手厚いアフターサポートがあって、いまでもメールやお電話で相談に乗っていただいたりと助けられています。
引用元:八王子駅前Office
他にも
13年間引きこもりだったけど、10か月で就職できた!
など、引きこもりやニートだった人からの良い評判もありました。
意外だったのは「就職したことない人」はもちろん、「就労経験が何年もある人」も多く利用していた点です。
ココルポートは「セルフケア(体調管理)」のプログラムも充実していて、体調管理能力を上げたくて通っている人も多いよ。
何年ものブランクがあり、社会復帰のリハビリ目的で通う人もいるよ。
「就職したい人」だけじゃなくて「仕事を長続きさせたい人」にも人気があるんだね。
ココルポートの就職実績
ココルポートの就職実績は、就労移行支援事業所の中でも、かなり優秀なほうです。
事業所に入ったのに就職できなかったら、最悪だよね。実績は要チェックだね。
↓おすすめ1位の就労移行支援事業所
LITALICOワークスがやばい!本当の評判と就職実績は〇〇だった
就職者数
ココルポート の就職者数は、累計2,726名(2022年9月)累計3,546名(2023年10月)です。
2023年10月までの1年で、さらに800名ほど増えたみたいだよ。
他の就労移行支援事業所と比べても、多くの人が毎年就職していると思われます。
ココルポートの就職者数
※西暦は年度を指します。
※参照:ココルポートの就職実績
就職者数は、毎年100~200人ペースで増え続けています。
何よりすごいのは、2020年から新型コロナの影響があったにもかかわらず、過去最高を更新し続けている点です。
ココルポートの卒業生は、就活が厳しいコロナ禍でも、就職し続けていたことになります。
事業所数の増加もあるんだけど、1つ1つのオフィスの実績を見ても就職者数は増加傾向にあるよ。
コロナ禍でも就職者が多かったのは確かだね。
年々、改善されてレベルアップしているということだね。
大手ならではの「就職先とのパイプの強さ」が要因の1つと言えるでしょう。
1事業所あたり年10人以上も就職
ココルポートは1事業所あたりの就職者数が、就労移行支援事業所の平均の約3倍です。
1事業所あたりの就職者数
ココルポートは2021年時点で全国に約60事業所あり、就職者数が631人です。
つまり、1事業所あたり1年に10人以上就職者がいることになります。
一方、就労移行支援事業所の平均は1事業所あたり年3.3人です。
就職者数は平均の約3倍となります。
障害者職業斡旋会社と提携
ココルポート(Cocorport)の就職者数が多い要因の1つに「積極的な職場開拓」があります。
ココルポートでは「障害者職業斡旋会社」と提携して、就職先企業の開拓が行われています。
一般的な就労移行支援事業所より、就職先の幅が広がりそうだね。
希望条件に合う就職先を見つけやすいのは、ありがたい・・。
就職までの利用期間
※参照:ココルポートの特徴
就職までの利用期間は平均1年~1年半です。
就労移行支援事業所の平均は1年4か月なので、だいたい平均的といえます。
3か月で就職した人も
評判や口コミを見た中では「入所から3か月で就職」が最短でした。
一人の就職活動がダメだったので
Cocorportに通う前は、1年間一人で就活していましたがダメでした。とてもつらかったです。
しかし、Cocorportは就活対策から就職後に役立つことまで、とても充実していました。
様々なグループワークに参加して人への苦手意識が小さくなり、就職できました。
参考元:ココルポート資料
就労移行支援事業所によっては入所者に「まず3か月は基礎訓練」など決められているところもありますが
ココルポートでは個々の状況に合わせて、早く就職できそうな人は、早く就活させてもらえます。
利用者の意思を尊重
悪質な就労移行支援事業所の場合、長く事業所にいてもらうために「なかなか就職させてくれない」ケースがあります(※1)。
就労移行支援事業所は、利用者数に応じて運営費が支給される仕組みだからね・・
それ最悪だね。ひどい・・
しかし、ココルポートでは「利用者の意思も尊重しつつ、準備が整い次第」就活させてもらえます。
安定した通所とスキルを身につけるスピードによっては、半年以内の就職も十分可能です。
就職先
ココルポートからの就職先企業の一部を紹介します。
「日産自動車」「GU」などの大企業・有名企業から、特例子会社、学校法人、研究所、行政機関まで、業種や規模問わず、様々な就職先があります。
就職先企業【一部抜粋】 |
---|
赤ちゃん本舗、イーオン、NTTファイナンス、国立がん研究センター東病院、サマンサタバサjapanリミテッド、サイバー・コミュニケーションズ、GU、新日東電化、ソニー生命ビジネスパートナーズ、タマホーム社、東芝エネルギーシステムズ、東京国税局、日通ハートフル、日産自動車、日本生命保険、パーソルダイバース、日立ビルシステム、メガネスーパー、RIZAPグループ |
※参照:ココルポート
就職先企業数は、2022年6月時点で1,566社もあります。
1オフィスあたり、平均25社も就職先があることになります。
過去の就職先が多いほど就職に有利
就労移行支援事業所は、職場開拓で「過去の利用者の就職先」に働きかけることが多くあります。
企業側には「知っている事業所からなので受け入れやすい」というメリットがあり、事業所側も「就職させやすい」などのメリットがあるからです。
つまり、ココルポートのような「多数の就職先とつながりがある事業所」は、就職に有利ともいえます。
就職者の職種割合
就職者の職種として、一番多いのは「事務職」、二番目に多いのは「運搬・清掃」などの軽作業です。
ココルポート就職者の職種
ココルポートは「パソコンスキル」や「コミュニケーション能力」を学べる訓練が豊富です。
特に
- 事務職
- 運搬/清掃など軽作業
- 接客などサービス業
を希望する人は、ココルポートに向いているでしょう。
逆に、高度な専門技術が必要な職業に就きたい人は、向いてないかもね。
そうだね。
ただ、個別訓練が自由にできるから、自身でレベルアップできる人は自分で勉強進めて、気になるプログラムだけ参加するとかもありだよ。
公務員試験の勉強して、公務員になった人もいるよ。
就職後の職場定着率
ココルポートの職場定着率は、障害者平均より約20%高いというデータもあります。
つまり、ココルポートから就職した人は「仕事が長続きしやすい」のです。
就職しても、すぐ辞めたら意味ないもんね。
以下は就職した障害者全体と、ココルポート卒業生のみの職場定着率を比較したグラフです。
就職後6か月の職場定着率
※ココルポートの職場定着率は2020年度実績です。比較は参考程度にお考え下さい。
※障害者平均は調査対象者の障害種類問わず平均して算出したものです。障害種類の割合により多少変動します。
圧倒的だね・・。
実は、精神障害者は最も職場定着率が低く、障害者全体の平均は62%しかありません。
例えば10人就職した場合、計算上は一般的な精神障害者は半年後に4人も辞めるのに対し、ココルポートから就職した人は1人しか辞めないことになります。
どうしてココルポートに通うと定着率が上がるの?
「①セルフケアプログラムや体調管理サポートが充実」「②手厚い職場定着支援あり」というのが理由だよ。
特に「精神障害者」は、ココルポートに通うメリットが大きいと言えるでしょう。
ココルポートの訓練内容
ココルポートと他の就労移行支援事業所の大きな違いの1つに「圧倒的な訓練メニューの多さ」があります。
全部で555種類以上のプログラムがあります。
筆者が知る限り、就労移行支援事業所の中で1番訓練メニューが豊富です。
訓練メニューが少ない事業所だと「はじめはやりがいあったけど、数か月したら同じプログラムの繰り返しで飽きる」という声もあるよ。
ココルポートなら、少なくとも繰り返しになる心配はなさそうだね・・。
プログラム構成比
ココルポートのプログラム構成は、バランス良いのが特徴です。
プログラム構成比
※参照:ココルポートのプログラム構成比
資格取得もサポートしてくれます。
外部から講師を招くこともあります。
訓練メニューの例
訓練メニューの一部を紹介します。
次に紹介しますが、以下のほかにeラーニング(動画講座)で専門スキルを学べる講座もあります。
プログラム例 | |
---|---|
パソコン | Word/Excel/PowerPoint、MOS(資格)、PC検定、タイピング、データ入力、アンケート入力、チラシ作成、HP作成など |
ビジネス | ビジネスマナー、ビジネスメール、電話対応、来客対応、お茶出し、名刺交換、挨拶、敬語、身だしなみ、報連相、タスク管理など |
対人能力 | コミュニケーション訓練、グループワーク、SST(社会生活技能訓練)、JST(職場技能対人訓練)、アサーション訓練など |
自己管理 | ストレスコントロール、感情コントロール、服薬管理、生活管理など |
軽作業 | 梱包、検品、ボールペン組み立て、封筒の宛名書き、封筒作成、メール便仕分け、タオル折り、パンフレットスタンドの作成など |
模擬就労 | 領収書・納品書・請求書作成、伝票整理、DB宛名書き、顧客データ管理、残業状況集計、検品、組み立てなど |
就職活動 | 職業適性検査、職種研究、企業研究、企業実習、合同就職面接会、履歴書・職務経歴書作成、面接練習など |
その他 | ダンス、農作業、ウォーキング、音楽療法、アロマテラピー、メイク講座、余暇活動など |
豊富なプログラムの中から、一人一人の課題や好みに合わせて訓練を受けられます。
スタッフと相談して決めるのもOKです。
「集団プログラム」or「個別訓練」を毎回選べるよ。
個別訓練ではPC訓練したり、資格勉強したり、就活準備したり、自由にやりたいことをやれるよ。
他の事業所だと全員訓練内容が同じところもあるけど、ココルポートはかなり柔軟性が高いね・・。
eラーニング
ココルポートには、eラーニングという50種類以上の動画講座もあります。
カテゴリ | メニュー | 授業時間 |
---|---|---|
オフィスソフト | パソコン基礎/タイピング練習、Word基礎/応用、Excel基礎/応用、PowerPoint | 8~15時間 |
MOS試験対策 | Word基礎/応用、Excel基礎/応用、PowerPoint | 7~12時間 |
プログラミング | コンピュータ概論、C言語、SQL、Java、PHP基礎/応用 | 15~60時間 |
Adobe | Illustrator、Photoshop、Dreamweaver、HTML | 7~12時間 |
その他 | タイピング練習、簿記3級、ビジネス英語、中国語会話、ビジネスマナー、セクハラ対策、女性のためのお仕事マナー講座、就活対策講座、個人情報保護対策 | - |
※授業時間は1つ1つの講座の授業時間です。
短い時間で区切られているので、集中して取り組めます。
一人一人のペースで専門スキルを学習できます。
講座の人気ランキング
よく受講される講座の、人気ランキングは以下の通りです。
講座内容 | 学習時間 | |
---|---|---|
1位 | タイピング練習 | - |
2位 | Excel 基礎 | 12時間 |
3位 | MOS Excel試験対策 | 24時間 |
4位 | Word 基礎 | 9時間 |
5位 | Excel 応用 | 15時間 |
6位 | MOS Word試験対策 | 16時間 |
7位 | Word 応用 | 8時間 |
8位 | PowerPoint | 8時間 |
9位 | 簿記3級 | 15時間 |
10位 | 面接突破講座 | 2時間 |
※参照:よく受講されている講座
11~20位には「コンピュータ概論」「ビジネスマナー」「就職活動対策講座」「Photoshop基礎」などがありました。
プログラムは強制参加?
ココルポートでは、プログラムは強制参加ではありません。
毎回スタッフが声をかけてくれるとのことです。
例えば・・
グループワークは自分には必要ない
と思えば、グループワークの時間は休んで、個別訓練として資格勉強やPC訓練に取り組むのもOKです。
初心者でもパソコンできるようになる?
ココルポートでは1人1台のパソコンが用意されています。
個々のレベルに合わせたパソコン講座があるので、「電源入れられるだけ」レベルから「即戦力」レベルになることも可能です。
全く素人だけど「とにかくパソコンできる人になりたい」という人にもおすすめだね。
タイピング練習、Word/Excel/PowerPointなど、一通りビジネスマンとして必要なパソコン講座がそろっています。
MOSや情報処理技能検定などの資格を取得する人も多いよ。
仕事で必要な対人能力が身につく
ココルポートには職場対人技能訓練(JST)と呼ばれる訓練があります。
職場対人技能訓練(JST)とは、職場で必要なコミュニケーション能力を身につけるための専用訓練です。
例えば
- 自分の障害の伝え方
- ミスをしたときの謝り方
- 上司や同僚への質問の仕方
- 要件の伝え方
- 雑談の仕方
- 残業の断り方
などを実戦形式で学べます。
職場でのコミュニケーションに自信がない人には、超おすすめです。
模擬就労はどんな感じ?
模擬就労とは、実際の職場を想定した業務に取り組む訓練です。
軽作業や事務作業(PC操作も)が行われます。
「ただ作業するだけ」ではなく、納期があったり、グループ内で協力し合ったり、上司に報連相したりなどもするよ。
オフィスにもよるけど、個人での業務、グループでの業務があるよ。
けっこう本格的だね。
模擬就労の例
・事務職を想定した書類作成&データ入力
・郵便物の仕分け
・顧客データ管理
模擬就労には以下のメリットがあります。
- 働くイメージが湧く
- 日々の訓練による成長を実感できる
- 新しい課題を発見できる
参加は任意なので「やってみようかな」と思えたときに参加すればOKです。
ココルポートは週何日・1日何時間?
ココルポートは週1~5日のペースで通えます。
週1~2日からはじめて、徐々に日数を増やすことができますし、はじめから週5日利用も可能です。
午前のみ・午後のみの半日利用もできます。
※参照:Cocorportの特徴
利用時間は人により様々ですが、1日2~5時間ほどです。
体調やスケジュールに合わせて、利用日数や時間を調整できるんだね!
デイケアと併用するのもOKだよ!
土曜日の余暇活動が楽しい!
ココルポートは土曜日も開所しています。
希望者は、卓球、お菓子作り、プラネタリウム・漫画館・スカイツリーへのお出かけ、カラオケなど余暇活動に参加できます。
もちろん、強制参加ではなく自由参加です。
行きたくない人は行かなくていいんだね。
ココルポートの1日の流れ
Cocorportの1日の流れは以下の通りです。
- 朝礼・ラジオ体操(10:00~)
朝礼後はラジオ体操をしたり、スタッフから事務連絡があったりします。
- トレーニング(10:00~12:00)
複数人で行うプログラムに参加したり、個別訓練を行ったりします。
- 昼休憩(12:00~13:00)
お弁当を持参する人、外食する人など様々です。ココルポートではランチの提供もあります。
- トレーニング(13:00~14:50)
午前と同様にトレーニングを行います。
- 終礼(14:50~)
全体ミーティングや訓練日報の記入など行います。
ココルポートのスタッフ
「やさしい」「話しかけやすい」など、スタッフに対しての良い評判は多くあります。
実際、どんなスタッフがいるの?
気になる方は、以下の動画をご覧ください。
福祉専門資格(精神保健福祉士、臨床心理士など)を持つスタッフも多くいるのが特徴です。
社会人経験豊富なスタッフもたくさんいます。
ココルポートの対象者
ココルポートの対象者は「精神障害、発達障害、知的障害、身体障害、難病等のいずれかを持っていて、就労意欲のある方」です。
精神障害者が最も多く、半数を占めます。
利用者の障害種類
※参照:ご利用者様障害種別
利用者の年齢層
利用者の年齢層は以下の通りです。
利用者の年齢層
※参照:ご利用者様年齢別
10代~60代まで、幅広い年齢層の方が通っています。
障害者手帳なしでもOK
ココルポートは障害者手帳なしでも利用できます。
障害者手帳がない場合は、一般的に以下のいずれかが必要となります。
- 医師の意見書/診断書
- 自立支援医療受給者証
- 特別支援学校/学級の利用実績
グレーゾーンや自律神経失調症など「症状が軽度」の方も、医師の意見書等があれば利用可能です。
こんな人におすすめ
ココルポートは以下の方に向いています。
- 社会人経験がない人
- 何回も転職している人
- 短時間就労しかしたことがない人
- 就職活動に失敗した人
- 就労経験はあるがブランクがあって不安な人
ココルポートは、訓練内容が何かに特化しているわけではなく、幅広い人を受け入れているイメージだね。
コミュニケーションが苦手な人でも大丈夫?
コミュニケーションにかなり不安があるけど、やっていけるか心配・・
むしろココルポートは、対人能力に自信のない人におすすめです。
はじめは緊張したけど・・
初めてCocorportに行く日、自分もとても緊張しました。
でも自分は楽しんで通う事ができた。
自分が変われたので、他の人も変われると思うから、他の人にもCocorportを勧めたいです。
引用元:通いやすさから始まった通所訓練
緊張して全くしゃべれないような人でも、スタッフがやさしく話しかけてくれます。
自己肯定感が育まれ、多くの人が少しずつしゃべれるようになります。
ココルポートに来て「自分は変わった」「明るくなった」という声を聞くよね。
はじめは一人でできる訓練から慣らしていって、後からグループワークや模擬就労など、他の人と一緒に行う訓練に参加するのもありだよ。
在職中・在学中に利用できる人も
在職中(休職中)や在学中の人でも、市区町村からの許可が下りれば利用できます。
詳しくは見学時、スタッフにお聞きください。
一般雇用・障害者雇用いずれを目指してもOK
一般枠、障害者枠、いずれを目指す場合でも、ココルポートは利用可能です。
障害を開示するオープン就労、障害を開示しないクローズ就労、いずれを目指す場合も利用できます。
現段階で決まっていなくても、訓練を通して適性を見たり、スタッフと相談して決めてたりする人も多くいます。
ココルポートの利用料金
ココルポートは、90%以上の方が無料で利用しています。
低収入の方は利用料無料です。
就労移行支援事業所は、収入によって利用料金が変わります。
具体的には「住民税非課税」または「生活保護受給」に当てはまる人は無料だよ。
「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」や「確定申告」「住民税の申告」で障害者控除が適用される人は年収200万円以下、それ以外の人は年収100万円以下が無料になる目安です。
扶養する家族がいれば、もう少し収入があっても無料になります(例:3人世帯で障害者基礎年金1級受給の場合、収入が概ね300万円以下の世帯)。
有料の場合でも、比較的低料金で済むのでご安心ください(※1)。
公式サイトにも、具体的な料金は載っていません。
不明点があれば、見学時にたずねましょう。
交通費の補助がある
ココルポートには交通費の助成制度があります。
公共交通機関を利用する人であれば、月額1万円まで交通費が実質無料です。
自治体からも就労移行支援事業所に通う場合、交通費補助が出ることがあります。
詳しくは各オフィス、または市区町村障害福祉窓口にご確認ください。
自治体の助成制度を利用している場合は、実費の差額分がココルポートから支給されるよ。
昼食が無料
ココルポートでは弁当の無料提供もあります。
栄養バランスも良く、日替わりメニューなので飽きることもありません。
午前のみの半日通所でも提供してもらえます。
オフィス内にはドリンクサーバーもあり、お茶やコーヒー、水、ジュースが無料で自由に飲めます。
昼食代無料で、交通費の助成もある就労移行支援事業所はあまりないよ。
ココルポートの就職支援
就労移行支援事業所によっては「就職活動自体は一人で行う」ところも割とあるけど、ココルポートはどうなの?
ココルポートの就職支援はかなり手厚いよ。
ココルポートは、就活支援の経験豊富なスタッフによる「1対1」のサポートが魅力です。
「就職までの流れ」や「支援内容」を解説します。
就職までの流れ
入所から就職までの流れをザックリ解説します。
- 1.個別支援計画を立てる
入所後は一人一人の課題や目標に沿って、個別の支援計画を立てます。訓練を通して「自分の強み/弱み」「やりたいこと」を見つけるのもOKです。
- 2.日々の訓練をこなす
計画に沿ってプログラムを受けていきます。模擬就労で成長を感じながら、スキルをどんどん高めましょう。生活面の不安や悩みもスタッフに相談できます。
- 3.安定した通所を目指す
生活リズムが乱れている人は、生活リズムを整えるサポートも並行して行います。通所が不安定な人は、徐々に通える日数も増やしましょう。ゆっくりで大丈夫です。
- 4.就職活動の開始
適性検査や企業研究など行い応募先を決めます。企業見学、企業の合同説明会、ハローワークに行ったりもします。スタッフの同行も可能です。職場体験(企業実習)に参加する人もいます。
- 5.応募や面接
履歴書の志望動機の書き方・自己PRの書き方、職務経歴書の書き方、面接練習などを通してスタッフと二人三脚で徹底的に対策します。落ちてもあきらめず何度もトライします。
- 6.定着支援
就職後もできるだけ快適に働いて、仕事が長続きするよう卒業後も最長3年半のサポートがあります。後で詳しく解説します。
希望者は、以下へのスタッフ同行も可能です。
- 企業面接
- 合同面接会
- 職場実習
- 企業見学
- ハローワーク
合同面接会の案内や、見学・実習の手配も積極的に行ってくれます。
オフィスの中には「入社日に同行」してくれるところもあるよ。
手厚いね・・。
企業実習(職場実習)
企業実習とは、協力企業へ行き、数日~10日間ほど、実際の業務を体験してみる訓練です。
「働くイメージが湧く」「希望の職種が自分に合っているかわかる」などのメリットがあります。
↓企業実習の例
- 事務職の補助作業
- 自動車整備会社での接客
- 老人ホームでの清掃作業
- スーパーでの商品補充や陳列
- 工場内での軽作業
障害者に比較的理解のある企業が多いので、やさしく接してもらえます。
以下は、実際に参加した人の感想です。
はじめは緊張したけど、実習先の担当者さんに「ありがとう」と言われ、とてもうれしかった。
障害特性に合わせて、1つ1つ指示してくれたのでありがたかった。
実習後に、そのまま実習先で就職する人もいます。
応募書類の添削が親身
履歴書や職務経歴書の書き方など、スタッフに1対1で教えてもらえます。
何度も何度も添削してもらえた
志望動機を書く履歴書・職務経歴書の作成には、やはり苦労しました。
でも、スタッフが何度も何度も添削をして手伝ってくれましたし、大変だったけれど自分は楽しかった。
スタッフと話し合いを重ねながら、自分の書類を磨いていくのが面白かったのです。
引用元:精神障害者の就職後のストーリー
すごく親身になって教えてくれるんだね。
面接を猛特訓できる
経験豊富なスタッフが面接官の役となり、模擬的に面接練習を行えます。
その場で、悪い点も良い点もフィードバックしてくれます。
スタッフと猛特訓して就職できた
面接までの間、スタッフと猛特訓しました。語尾に注意したり、ひたすら敬語の練習をしました。
話し方をチェックしてくれ、間違った言葉遣いをしたら、すぐその場で教えてくれました。
癖になって考えなくても出てくるようになるまで、何度も付き合ってくれました。
参考元:訓練と職員の言葉が自信をくれた
しっかり練習すると自信になるよね。
必要ならスタッフが通院同行
ココルポート(Cocorport)は、地域の支援センターや医療機関、行政機関とも積極的に連携しています。
スタッフが通院に同行したり、支援方針を医者と共有したりなども可能です。
専門家の意見も取り入れながら、支援計画を考えてくれます。
役所の手続きに付き添ってくれることも
ココルポートは就業面だけでなく、生活面もサポートしてくれます。
医療費軽減制度の申請で、役所まで付き添ってくれた
という評判もありました。
悩みやお願いしたいことがあったら、相談してみましょう。
生活面でも強い味方になってくれるんだね。
ココルポートの定着支援
就労定着支援も合わせれば、最長3年半、ココルポートから職場定着支援が受けられます。
就労移行支援は普通、定着支援6か月までだよね・・?
それに、定着支援と言っても、たまに電話があるだけの事業所もあるって聞いたけど、ココルポートはどうなの?
定着支援の内容
ココルポートでは内定が出てから、一人一人の職場定着支援計画を作ってくれます。
就職後も、スタッフが就職先に訪問してくれたり、電話・メール相談できたりなどサポートしてくれるのです。
もちろん、相談日以外に連絡してもOKだよ。
例えば・・
- 人間関係がうまくいかない
- 業務でミスをする/遅いなどで悩んでいる
- 上司や同僚の障害理解が乏しい
- どうしても遅刻や欠勤の癖が直らない
- 辞めようか迷っている
など相談できます。
就業面だけでなく、「生活リズムの乱れ」など生活面の相談もできます。
就職先に直接言いづらいことをスタッフから伝えてもらえるよ。
本人と企業の間に入って、職場環境の改善とかしてくれるんだね。
精神障害者の場合、定着支援があると1年後の定着率が約20%上がるという調査結果もあります。
定着支援の例
定着支援の例を1つ紹介します。
とても感謝しています
私が上層部と話し合いをする際にもスタッフが同席してくれて、その結果、他の部署に異動することができました。
無理して働き続けることで病気が再発することが一番怖かったので、自分らしく居られる部署に異動し、仕事を続けることができて、とても感謝しています。
引用元:笑顔の自分を取り戻して(50代男性)
悩みを聞くだけでなく、企業側にしっかり働きかけてくれるんだね。
「何かあったときに頼る先がある」のは心強いですよね。
就職後7か月目からの定着支援
就労移行支援事業所では、原則6か月までの定着支援が努力義務とされています。
しかし、ココルポートでは就労定着支援事業も行っているので、希望者は7か月目からも継続して定着支援が受けられます。
資料請求してみた
ココルポートの資料請求をしてみましたが、ネットでも見られる情報が多く、特に目新しい情報はありませんでした。
情報もネットより古かったりするので、資料請求するより、とりあえず見学に行ってみましょう。
ココルポートの利用手順
見学や体験はもちろん無料です。
予約は一番簡単な「 ネット予約 」がおすすめです。
- 1.見学の予約
お近くのオフィスを探して、事前に予約してから見学しましょう。
- 2.見学
本人のみ、または家族や支援者と一緒に見学に行きましょう。親族のみの見学も可能です。服装は私服で構いません。
- 3.体験実習
1~3日ほど体験利用をします。プログラムは好きなものを選べます。
- 4.利用開始
「ここに通いたい」と思ったら、事業所と契約を結んで利用開始です。利用開始日はスタッフと相談して決められます。
見学が終わっても、その場で利用するか決める必要はありません。
「見学だけして通わない」のも、もちろんOKです。
体験利用したあとでも断ることできる?
断ってもOKだよ。体験利用が終わったら、本人の意思確認があるよ。
しつこい勧誘もないので、安心です。
ココルポートの各オフィス紹介
どのオフィスも、駅から徒歩10分以内の通いやすい場所にあります。
1時間以上かけて、他県から通う人もいるよ。
少しでも「気になるな」と思ったら、ぜひ見学してみてください!
以下の「公式サイト」等から、お近くのオフィスを確認できます。