就労移行支援はレベル低い・つまらないって本当?
通ってみて、つまらなかったらどうすればいい?
どう感じるかは人によるよ。
「本当にレベル低いのか?」「つまらないと感じたときの原因や解決策」について解説するね。
就労移行支援では訓練によっては「レベル低い」「つまらない」と思うこともあるでしょう。
例えば、以下の場合「行きたくない」「つらい」とすら、感じるかもしれません。
つまらないのはこんな時
・訓練のレベルが低い/自分に合わない
・通所が意味ないと感じる
・同じプログラムを繰り返し行っている
・就職に積極的じゃないのに通い続けている
・精神的に疲れている
↓おすすめ1位の就労移行支援事業所
LITALICOワークスがやばい!本当の評判と就職実績は〇〇だった
念のため言っておきますが、就労移行支援は楽しむために通うのではありません。
基本的には、つまらなくてもがまんして通い続けたほうがいいでしょう。
しかし、休みがちになったり、通えなくなったりするほどストレスを抱えているなら、対策が必要です。
就労移行支援ってレベル低いかも?意味ないんじゃないか‥
と思っている方向けに、そう感じる原因や解決策について解説します。
リタリコワークス | 全国No.1の就職実績(※1) コミュ障OK!在宅利用可!最大手で非常に評判がいい!1か月の就職例も |
---|---|
ココルポート | 昼食無料+交通費支給 |
ミラトレ | 就職率95%・定着率97% |
キズキビジネスカレッジ もチェック!※「 キズキビジネスカレッジ 」も要チェック!
(平均4か月で就職内定!初任給38万円も)
レベル低い?つまらないと感じる原因
まずは原因を確認しましょう。
就労移行支援を「レベル低い」「つまらない」と感じる原因は主に4つあります。
現在通所中で「つまらない」と感じている人は、自分がどれに当てはまるか、考えながら読んでみてね。
向いてない人/合わない人
訓練が簡単すぎる
こんなプログラムやってて意味あるの‥?
就労移行支援事業所は「一人で就職するのが難しい障害者」を対象としています。
そのため、訓練のレベルは「低め」に設定されることが多くあります。
「レベルが低くてつまらない」と感じるあなたは、就労困難者の中では優秀なのかもしれません。
例えば、以下の訓練は「レベル低い」と感じる人も多いかもね‥
簡単な訓練の例
・袋詰め、検品、データ入力などの単純作業
・簡単な心理学講座やコミュニケーション講座
・レクリエーション
他にも就労経験が長い人は、ビジネスマナー講座など退屈に感じるでしょう。
「本当に役立つ?無駄じゃない?」と思うかもしれませんが、上記の訓練も人によっては役立ちます。
しかし逆に言えば、特定の人にとっては意味のない訓練かもしれません。
IT系やデザイン系など、施設によっては専門スキルが学べるところもあるよ。
「就労移行支援=レベル低い」というわけではないよ。
訓練のレベルは施設によっても、大きく異なるよね。
↓IT系の就労移行支援事業所
【全国177施設】IT系/IT特化型の就労移行支援事業所!プログラミング・WebデザインなどPC系
↓デザイン/イラスト系の事業所
デザイン・イラストが学べる就労移行支援事業所!クリエイティブ系の133施設
プログラムがマンネリ化している
また同じ訓練だよ、つまらない‥
プログラムの種類が少ない施設では、数か月ほどの周期で同じ訓練をやることもあるでしょう。
「何度もやって意味のあるプログラム」ならいいですが、そうでなければ、ただつらい時間を過ごすことになります。
自分にとって意味のないプログラムが続くようなら、施設の変更などを検討してもいいでしょう。
プログラムの豊富さは大事だよね。
施設選びで失敗してるかも‥?
↓ココルポートはプログラム500種類以上
ココルポート評判・支援内容・就職実績
↓近くのココルポートを探す
全65事業所の評判・口コミ
就職へのモチベーションが低い
施設側ではなく本人に原因がある場合です。
正直、そこまで就職したいと思ってない‥。
就労移行支援は「就職を目指す場所」ですが、なかには就職に対してモチベーションが低い人もいるでしょう。
モチベーションが低ければ「つまらない」と感じるのも無理ありません。
就職への意欲が低いなら、訓練もやる気になれないよね。
「まわりから言われて嫌々通っている人」とか「就職が怖いと思っている人」に多いかもね‥。
就職へのモチベーションが低い人は、今一度「就職できなくてもいいのか?」と自分に問いかける必要があります。
↓就職できなかった人は45.3%?
就労移行支援の実態!就職できなかった人は45.3%!体験談や評判も
↓就労移行支援でも就職できなかったら?
就労移行支援2年過ぎても就職できなかったら?その後どうなる?
就職できない人の原因/特徴
精神的に疲れている
通うのが疲れる。しんどい。
もう行きたくない‥。
精神的に疲れているときは、無気力になり何事もつまらなく思えてきます。
特にうつ病など精神障害者の方は、疲れやすいでしょう。
訓練のレベルが低くなかったとしても、疲れている場合は「つまらない」と感じやすくなります。
「施設の人間関係」や「家庭の問題」「将来の不安」とかストレスが重なるとしんどいよね。
レベル低い?
闇がひどい?
レベル低い・つまらない時の解決策7つ
「レベル低い」「つまらない」「行きたくない」と感じた時の解決策を7つ紹介します。
がまんして通い続けるのも1つの手ですが、もし「いいな」と思うものがあれば試してみてください。
自分にできることをやってみよう。
1.役に立たないプログラムは休む
通っている就労移行支援事業所のプログラムが、すべて自分の役に立つとは限りません。
なかには、自分にとって無駄と思える訓練もあるでしょう。
「遊び感覚のレクリエーション」とか「就労経験豊富な人にとってのビジネスマナー講座」とかね。
人にもよるけど‥。
自分の役に立たなさそうなプログラムを無理に受け続ける必要はありません。
思い切って「プログラムを休んでいいか」スタッフに相談してみましょう。
今日から、就労移行支援でVB6.0を使って、プログラミングをする。
— 徳 (@toku3desuyo) November 8, 2021
講座がつまらないから、プログラミングの勉強しちゃだめか、って聞いたら、二つ返事でおけ出た。
言ってみるもんだ。#就労移行支援 #プログラミング勉強中
訓練は強制参加という施設もありますが、場合によっては「個人訓練させてもらえる」「自習してOK」など柔軟に対応してくれるかもしれません。
就労移行支援
2.カリキュラム・コースを変更する
就労移行支援の利用者には、一人一人の支援計画があります。
入所時や3か月おきに「目標や支援の方向性」について、スタッフと話し合います。
就労移行支援がつまらないなら、そのような機会を利用して、カリキュラムやコースの変更も相談してみましょう。
改めて目標から逆算して「この訓練は省略できる」「もう少しレベルの高いコースに変更する」とかね‥。
就労移行支援事業所
3.割り切って通い、スキルアップは自分で行う
訓練が強制参加だったり、コースの変更ができなかったりする場合は、つまらなくても通い続けるしかありません。
つまらない訓練に参加するのはつらいでしょうが、あきらめましょう。
「就労移行支援に通うのは生活リズムを整えるため」など、目的意識を持ちながら割り切って通うのがおすすめです。
つまらないのはしょうがないけど「一部の目的のためだけに通う」と割り切ればいいんだね。
通う理由の例
・履歴書添削/面接練習を受けるため
・コミュニケーション能力を上げるため
・就活アピール用に通所実績を積むため
・独自求人の紹介や職場実習の手配などのサポートを受けるため
就労移行支援の訓練で物足りないなら、自習や家にいる時間でスキルアップに励みましょう。
例えば参考書を買って資格勉強したり、オンラインスクールにも通ってプログラミングを学んだりなどです。
体力面も考えて無理しない程度にがんばろうね。
就労移行支援事業所
4.事業所を変更する
「レベル低い」「つまらない」と感じる場合、通っている就労移行支援事業所が合ってない可能性があります。
訓練内容やレベルは施設によって大きく異なるので、施設変更すれば、もっと充実した訓練を受けられるかもしれません。
施設変更する場合は、以下の点に注意しましょう。
施設変更の注意点
・どんなプログラムがあるか?
・訓練のレベルやサポート体制は?
・どんなスタッフがいるか?
・利用者が生き生きとしているか?
利用者の表情が明るかったら、自分も充実した気持ちで通所できるかもね。
施設変更に興味のある方は、気になる施設を見学してみましょう。
就労移行支援
途中退所にはデメリットもあるので気を付けてください。
↓途中で変えるデメリットなど
就労移行支援事業所を変えたい!途中で変えるデメリット2つと変更手続き
↓スムーズに退所する方法
就労移行支援を辞めたい!スムーズに辞めるための退所手続き!辞めさせてくれない時の辞め方も
施設の選び方にはいろいろコツがあるので、以下もよかったらお読みください。
↓就労移行支援事業所の選び方
失敗談あり!就労移行支援事業所の選び方・探し方!どこがいいか迷ったら‥
5.就労移行支援以外の選択肢を検討する
就職のためには就労移行支援がベストですが「就職への意欲が低い人」などは、他の就労支援サービスの利用もおすすめです。
特にA型事業所は、働いてお金がもらえるので、やりがいを感じられるかもしれません。
- 就労継続支援A型事業所
障害者が雇用契約を結び1日3~6時間/週3~5日ほど働ける施設。月6~10万円の給料が出る。就労移行支援ほどではないがA型を卒業して一般就労する人もいる。
- 就労継続支援B型事業所
障害者が雇用契約を結ばずに1日1~6時間/週1~5日ほど作業するために通う施設。月1~2万円の工賃が出る。B型から一般就労する人もいるがA型より少ない。
就職率は就労移行支援が最も高いけど、A型事業所やB型事業所にもそれぞれメリットがあるよ。
A型事業所のほうがB型事業所より通うハードルが高いよ。
就労移行支援が続かない人・通えない人には、他の選択肢があるんだね。
興味のある方は、お近くのA型事業所やB型事業所を見学してみてください。
A型とB型の違いも
就労継続支援の違い
6.スタッフや相談専門支援員に相談する
誰かに「つまらない」「つらい」といった悩みを相談してみるのもありです。
施設スタッフや、担当の相談支援専門員に相談してみましょう。
自分では思いつかなかった解決策を提案してくれる可能性もあります。
- 施設スタッフに相談するメリット
・普段の様子を知っている人からアドバイスがもらえる
・支援内容やプログラムを熟知している - 相談支援専門員に相談するメリット
・施設とは利害関係なく客観的なアドバイスがもらえる
施設スタッフは、基本的には利用者に辞めてほしくないので「つまらなくてもがんばって通う」というアドバイスになりがちかもしれません。
そういった意味では、外部の相談支援専門員のほうが、客観的な意見を述べてくれるでしょう。
ただし、訓練や普段の様子を知っているスタッフに相談するのも、大きなメリットがあります。
結局は「信頼できそうな人」に相談するのがいいよね。
就労移行支援
7.疲れている場合は休む、通所日数を減らす
「精神的に疲れていて、つまらなく感じる人」は、休んだり通所時間を減らしたりすることも検討しましょう。
通所がストレスになっているのであれば、負担を減らすことで「訓練へのやる気」が出てくる可能性もあります。
無気力感の増大は、体調悪化の前触れかもしれないしね。
どう相談すればいい?
ストレートに「つまらないから休みたい」と伝えるより「最近疲れているので少し休みたい/通所日数を減らしたい」などと相談するのがおすすめです。
「つまらない」と言うと「甘え」と受け取られる可能性もありますが「疲れている」と言えば体調に関することなのでスタッフも耳を傾けてくれるかもしれません。
「つまらないから辞めたい」はダメ?
就労移行支援を「つまらない」「レベル低い」と思う人向けに解決策を紹介しましたが、退所するか否かは慎重に検討しましょう。
目的があいまいなまま「なんとなくつまらないから辞める」は、あまりおすすめしません。
社会参加の場を失うことで、様々なデメリットが発生するからです。
おすすめしない理由
・生活リズムが崩れやすくなる
・引きこもりに戻ってしまう
・社会復帰のチャンスを失う
・人と接する機会が減りコミュニケーション能力が落ちる
何もせず家にいる時間が長くなると、まわりの「働け」というプレッシャーも強まりがちです。
「他の施設に移動する」「A型やB型を利用してみる」など、明確な次の目的があるなら辞めてもいいと思うよ。
試さなきゃわからないことも多いからね。
「つまらない」のはある程度仕方がない
就労移行支援を「つまらない」と感じるのは、ある程度仕方ありません。
楽しむために通うわけではないからです。
本来の目的は「就職」だからね。
「時には、がまんしてがんばることも大事」という考えもわすれないようにしつつ、これからどうすべきか考えていきましょう。
当記事がお役に立てば幸いです。
就労移行支援